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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.3

A.10 システム設計例

PRIMECLUSTERシステムの設計例です。設計の際には参考にしてください。

■システム構成

図A.1 システム構成例

(注意) NTPサーバは、以下のいずれかの形態である必要があります。

■使用ハードウェア

■使用ソフトウェア

■システムディスク設定

ノード名

物理ディスク名

スライス番号

ZFSルートプール名

サイズ(MB)

primecl01

c0t0d0

0

rpool

15374

primecl02

c0t0d0

0

rpool

15374

注意

GDSによりシステムディスクのミラーリングを行う場合、システムディスク上のスライス番号1つと、20MB以上の空き領域が必要です。
システムディスクのミラーリングを行う場合は、GDSが使用する資源を考慮に入れた上で設計を行ってください。

詳細は、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”の“A.2 注意事項”の“ZFSブート環境におけるシステムディスクのミラーリング”を参照してください。

■共用ディスクアレイ装置設定

装置名

LU 数

RAIDグループ数

RAIDレベル

サイズ

ETERNUS3000 モデル300(FC)

4

1

5

248.2GB

増設ファイルユニット(FC)x2

18.2GB

注意

ディスクアレイ装置をUNIXで使用するためには、事前にformat(1M)を使用したディスクのフォーマットを行う必要があります。
クラスタシステム構築作業の一環としてディスクアレイ装置のフォーマットを行う場合は、フォーマットに必要な時間を考慮に入れた作業時間の見積もりを行ってください。