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Systemwalker Software Configuration Manager パラメーターリファレンス
FUJITSU Software

1.20.2 パラメーター情報

設定および収集の対象となるLinkexpress Replication optionのパラメーターについて説明します。

各パラメーターの設定値の詳細な情報は、Linkexpress Replication option 説明書(V5.0L15以前の場合)またはLinkexpress Replication option 導入運用ガイド(V5.0L16以降)を参照してください。

No.

分類

パラメーター

設定

収集

パラメーターの定義

説明

1

環境変数

RDBNAME

キー

REPconfigparam.RDBNAME

レプリケーション運用を行うRDBシステムの名前です。

RDBシステム名を使用しない運用の場合、パラメーター設定時に本パラメーターを省略してください。パラメーター収集時は、本パラメーターは収集されません。

string

デフォルト値

なし

2

動作環境ファイル

REPLICATION

キー

REPconfigparam.REPLICATION

レプリケーション運用を行うか、行わないかを指定します。

ON :レプリケーション運用を行う。

OFF:レプリケーション運用を行わない。

本パラメーターを省略することはできません。

string

デフォルト値

ON

3

動作環境ファイル

LOGMNGPATH

キー

REPconfigparam.LOGMNGPATH

トランザクションログファイルの管理部を格納するディレクトリパス名を指定します。

本パラメーターを省略することはできません。

string

デフォルト値

なし

4

動作環境ファイル

DEFMNGPATH

キー

REPconfigparam.DEFMNGPATH

抽出定義時に作成される管理ファイル(抽出定義管理ファイル)を格納するディレクトリパス名を指定します。

本パラメーターを省略することはできません。

string

デフォルト値

なし

5

動作環境ファイル

SYSTRACE

※1

キー

REPconfigparam.SYSTRACE

レプリケーション内部トレースを取得するか、取得しないかを指定します。

ON:レプリケーション内部トレースの取得を行う。

OFF:レプリケーション内部トレースの取得を行わない。

string

デフォルト値

省略(ON)

6

動作環境ファイル

SYSTRACE_PATH

※1

キー

REPconfigparam.SYSTRACE_PATH

レプリケーション内部トレースファイルを格納するディレクトリパス名を指定します。

本パラメーターを省略した場合、レプリケーション内部トレースファイルは、抽出定義管理ファイルと同じ格納ディレクトリに作成されます。

string

デフォルト値

省略

7

動作環境ファイル

REP_TRFW_BUFF_NUM

※1

キー

REPconfigparam.REP_TRFW_BUFF_NUM

トランザクションログファイルへの書き込みバッファの枚数を指定します。

指定できるバッファの枚数は、200から20000です。

number

デフォルト値

省略(600)

8

動作環境ファイル

REP_DLF_WRITE_MODE

※1

キー

REPconfigparam.REP_DLF_WRITE_MODE

トランザクションログファイルから差分ログファイルへ差分データを書き込む処理単位を、単一トランザクションごとに行うか、複数トランザクションごとに行うかを指定します。

SINGLE:単一トランザクションごとに差分ログファイルへの差分データの書き込み処理を行います。

MULTI :複数トランザクションごとに差分ログファイルへの差分データの書き込み処理を行います。

String

デフォルト値

省略(SINGLE)

9

動作環境ファイル

REP_DLF_SYNC_PNUM

※1

キー

REPconfigparam.REP_DLF_SYNC_PNUM

差分ログファイルの書き込み保証処理の並列数を指定します。

指定できる差分ログファイルの書き込み保証処理の並列数は、1から100です。

Number

デフォルト値

省略(1)

10

動作環境ファイル

REP_RELLOG_RATE

※1

キー

REPconfigparam.REP_RELLOG_RATE

許容可能な有効ログ範囲を、トランザクションログファイルの容量に対する割合で指定します。

有効ログ範囲が、本オペランドで指定した値に達すると、その値を下回るまで差分ログファイルの書き込み処理完了ごとに、強制的に有効ログ範囲を最新化します。

指定できるトランザクションログファイルの容量に対する有効ログ範囲の割合は、1から99です。

単位は、パーセントです。

number

デフォルト値

省略(85)

11

動作環境ファイル

REP_TRF_INH_CLOG

※1

キー

REPconfigparam.REP_TRF_INH_CLOG

トランザクションログファイルが閉塞した場合の利用者プログラムの動作を指定します。

YES:トランザクションログファイルが閉塞状態の場合、差分ログ取得対象となるSQL文はエラーとなります。

NO :トランザクションログファイルが閉塞状態の場合、新たに発生したトランザクションについては、差分ログの取得を行わずにSQL文の処理を継続します。

string

デフォルト値

省略(YES)

12

動作環境ファイル

REP_TRF_COFF

※1

キー

REPconfigparam.REP_TRF_COFF

差分ログの取得停止契機をトランザクションログファイルの使用率で指定します。本指定により、トランザクションログファイルの使用率が指定値に達した場合、差分ログの取得が停止されお客様業務を継続することが可能となります。

トランザクションログファイルのデータ部の割合を50~100(単位はパーセント)の範囲で指定します。トランザクションログファイルのデータ部の使用率が指定値に達した場合、それ以降に発生したトランザクションでの差分ログの取得を停止します。

number

デフォルト値

省略

13

トランザクションログファイル

TRF_DT_PATH

※2

キー

TRFconfigparam.TRF_DT_PATH

トランザクションログファイルのデータ部を作成するディレクトリパス名、またはローデバイス名を245バイト以内の絶対パス名で指定します。

設定時に本パラメーターを省略した場合、トランザクションログファイルは作成しません。

クラスタシステムの待機側を設定する場合、トランザクションログファイルを作成する必要がないため、本パラメーターは省略してください。

string

デフォルト値

省略

14

トランザクションログファイル

TRF_SIZE

※2

キー

TRFconfigparam.TRF_SIZE

トランザクションログファイルのデータ部のサイズを128K~2097151Kまたは1M~2047Mの範囲で指定します。

格納先がディレクトリの場合、本パラメーターを省略することはできません。

格納先がローデバイスの場合、サイズを省略すると、指定したローデバイス全体の領域が割付け対象となります。

TRF_DT_PATHパラメーターにディレクトリパス名を指定した場合、本パラメーターを省略することはできません。

String

デフォルト値

10M

15

トランザクションログファイル

TRF_WARNING_RATE

※2

キー

TRFconfigparam.TRF_WARNING_RATE

トランザクションログファイルのデータ部の警告率を1~99(単位パーセント)の範囲で指定します。

TRF_DT_PATHパラメーターを指定した場合、本パラメーターを指定することができます。

number

デフォルト値

省略

16

トランザクションログファイル

TRF_IX_PATH

※2

キー

TRFconfigparam.TRF_IX_PATH

トランザクションログファイルのインデックス部を作成するディレクトリパス名、またはローデバイス名を245バイト以内の絶対パス名で指定します。

本オプションを省略した場合は、-sオプションに指定したパス名が採用され、トランザクションログファイルのデータ部と同一のディレクトリまたはローデバイスに割り当てられます。

TRF_DT_PATHパラメーターを指定した場合、本パラメーターを指定することができます。

string

デフォルト値

省略

※1:動作環境ファイルに設定されていない場合、パラメーターは収集されません。

※2:パラメーター収集時にSymfoware Serverが起動していない場合、パラメーターは収集されません。