Interstage List Works V10.4.0のパラメーターを設定する場合に必要な条件や手順を説明します。
Interstage List Worksのパラメーターを設定するには、以下の条件があります。
Interstage List Worksがインストールされている必要があります。
保管データベースにSymfowareまたはOracleデータベースを使用する場合、パラメーター設定を行う前に、保管データベースの環境設定を行う必要があります。「帳票保管活用機能 セットアップガイド(拡張パッケージ)」に従い、データベース種別に応じて、保管データベースの環境設定を手動で実施してください。
保管データベースにList Works組込データベースを使用する場合、パラメーター設定を行う前に、保管データベースの環境設定の一部を行う必要があります。「帳票保管活用機能 セットアップガイド(拡張パッケージ)」に従い、List Works組込データベースの環境設定の1.~6.を手動で実施してください。(なお、7.~8.は本機能のList Works組込データベース環境設定により行われます。)
ディスクスペースの見積もり
カーネルパラメタの編集
パーティションの作成
udevのブロックデバイス名を作成
シンボリックリンクの作成
RDBディレクトリの作成
RDB構成パラメタファイルの作成
保管データベースの作成 (データベース構築スクリプトの実行)
Interstage List Worksに設定できるパラメーター値の一部はパッケージファイルで設定可能です。
下記ファイルを含んだパッケージファイルを、Systemwalker Software Configuration Managerの[パラメーター設定]画面の「パッケージ」項目に設定してください。
Systemwalker Software Configuration Managerが、パッケージファイルに含まれたファイルを、設定対象サーバのパラメーターファイルに置換します。
なお、パッケージファイルに含める定義ファイルのファイル名は下記のとおりとし、変更しないでください。
No. | パラメーター | パッケージに含める ファイル名 | (参考)置換先ファイル(Linux) |
---|---|---|---|
1 | List Works組込データベース用RDB構成パラメタファイル | LWDB.cfg | /opt/FJSVlw-sv/tools/lwdb/FJSVrdb2b/etc/LWDB.cfg |
2 | List Works組込データベース用rdbbuf | rdbbuf | /etc/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/lwdb/rdbbuf |
3 | List Works組込データベース用の、データベース構築スクリプト | createLWDB.sh | /opt/FJSVlw-sv/tools/lwdb/dbsetup/create/createLWDB.sh |
4 | List Works組込データベース用の、保管データベース作成用のファイル | createLWDB.dat | /opt/FJSVlw-sv/tools/lwdb/dbsetup/create/createLWDB.dat |
5 | サーバ動作環境ファイル(*1) | lvtenv.txt | - |
6 | リスト管理サーバ用のプロパティファイル | ListServer.properties | /opt/FJSVlw-sv/property/ListServer.properties |
7 | 管理者ツール用のプロパティファイル | AdminTool.properties | /opt/FJSVlw-sv/property/AdminTool.properties |
8 | Webアプリケーション環境定義ファイル | web.xml | /opt/FJSVlw-gw/app/WEB-INF/web.xml |
9 | ListGatewayプロパティファイル | ListGateway.properties | /opt/FJSVlw-gw/property/ListGateway.properties |
10 | ListPrintプロパティファイル | ListPrint.properties | /opt/FJSVlw-gw/property/ListPrint.properties |
11 | 仕分け環境定義ファイル | setup.ini | /opt/FJSVpast/setup.ini |
12 | フォント名対応ファイル | lwfontmap.ini | /opt/FJSVpast/lwfontmap.ini |
13 | 帳票データ転送アダプタの環境設定ファイル | lwpaenv.ini | /opt/FJSVlw-pa/etc/lwpaenv.ini |
*1:パラメーターの設定キーワードで指定できないサーバ動作環境ファイルのキーワードを指定することが可能です。
ありません。
注意
パッケージ「List Works」は、パラメーターの設定/収集に対応していません。「List Works拡張パッケージ」のみ、対応しています。