Interstage List Worksに設定できるパラメーターと収集できるパラメーターを説明します。
パラメーターの意味や定義ファイルの詳細については、Interstage List Worksのマニュアルを参照してください。
設定できるパラメーターと収集できるパラメーターを説明します。
【Linux】
No. | 分類 | パラメーター | 設定 | 収集 | パラメーターの定義 | 説明 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | セットアップ | List Works組込データベース環境設定 | ○ | - | キー | lwdb.setup | List Works組込データベースの環境設定をするか否かを設定します。 0:設定しない 1:設定する |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 0 | ||||||
2 | セットアップ | リスト管理サーバ環境設定 | ○ | - | キー | server.setup | リスト管理サーバの環境設定をするか否かを指定します。 0:設定しない |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 0 | ||||||
3 | セットアップ | Web連携環境設定 | ○ | - | キー | web.setup | Web連携の環境設定をするか否かを指定します。 0:設定しない |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 0 | ||||||
4 | セットアップ | 帳票仕分け連携環境設定 | ○ | - | キー | assort.setup | 仕分けの環境設定をするか否かを指定します。 0:設定しない |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 0 | ||||||
5 | セットアップ | 帳票出力サーバ環境設定 | ○ | - | キー | apsv.setup | 帳票出力サーバの環境設定をするか否かを指定します。 0:設定しない |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 0 | ||||||
6 | セットアップ | クラスタまたはフォルダの共有設定 | ○ | ○ | キー | server.cluster | クラスタ運用またはフォルダの共有運用をするか否かを指定します。 0:運用しない リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” CLUSTER”キーワードの設定値になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 0 | ||||||
7 | セットアップ | システムディレクトリ設定方法 | ○ | ○ | キー | server.systarget | システムディレクトリの設定方法を指定します。 0:lvsetsysコマンド リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 lvenvnameファイルはクラスタ運用またはフォルダの共有運用をする場合に有効になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 0 | ||||||
8 | セットアップ | システムディレクトリ作成先 | ○ | ○ | キー | server.sysdir | システムディレクトリの作成先を指定します。 リスト管理サーバの環境設定をする場合、本パラメーターは必須です。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
9 | セットアップ | データベース種別 | ○ | ○ | キー | server.db.kind | データベース種別を指定します。 0:Symfoware 1:Oracleデータベース 2:List Works組込データベース リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” DB-KIND” キーワードの設定値になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 2 | ||||||
10 | セットアップ | ネット・サービス名 | ○ | ○ | キー | server.db.ora.netserv | Oracleネット・サービス名を指定します。 データベース種別にOracleデータベースを指定した場合、本パラメーターは必須です。SymfowareまたはList Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” DB-ORA-NETSERV” キーワードの設定値になります。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
11 | セットアップ | RDBシステム名 | ○ | ○ | キー | server.db.rdbname | RDBシステム名を指定します。 データベース種別にSymfowareを指定した場合、本パラメーターは必須です。OracleデータベースまたはList Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” DB-RDBNAME” キーワードの設定値になります。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
12 | セットアップ | データベースアクセスユーザ名 | ○ | - | キー | server.db.uid | データベースへの接続ユーザIDを指定します。 データベース種別にSymfowareまたはOracleデータベースを指定した場合、本パラメーターは必須です。List Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” DB-UID” キーワードの設定値になります。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
13 | セットアップ | データベースアクセスパスワード | ○ | - | キー | server.db.password | データベースへの接続パスワードを指定します。 リスト管理サーバの環境設定をする場合、本パラメーターは必須です。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
14 | セットアップ | データベースインストールホスト名 | ○ | ○ | キー | server.db.hostname | データベースがインストールされているサーバのホスト名を指定します。 データベース種別にSymfowareを指定した場合に有効になります。OracleデータベースまたはList Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” DB-HOSTNAME” キーワードの設定値になります。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
15 | セットアップ | データベースアクセスポート番号 | ○ | ○ | キー | server.db.port | データベースの作成時に指定したポート番号を指定します。 データベース種別にSymfowareを指定した場合に有効になります。OracleデータベースまたはList Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” DB-PORT” キーワードの設定値になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
16 | セットアップ | JDBCアーカイブファイルパス | ○ | ○ | キー | server.db.jdbcdrv | 作成したデータベースに対応するJava 用のJDBC アーカイブファイルを物理パスで指定します。 データベース種別にSymfowareまたはOracleデータベースを指定した場合、本パラメーターは必須です。List Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” DB-JDBCDRV” キーワードの設定値になります。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
17 | セットアップ | データベースのパス | ○ | ○ | キー | server.db.home | データベースのパスを物理パスで指定します。 データベース種別にSymfowareまたはOracleデータベースを指定した場合、本パラメーターは必須です。List Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” DB-HOME” キーワードの設定値になります。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
18 | セットアップ | Javaのヒープ域サイズ | ○ | ○ | キー | server.java.heapsize | リスト管理サーバのプロセスで使用するJavaのヒープ域サイズを指定します。 0:512MB 1:900MB 2:1536MB 3:2048MB リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” JAVA-HEAP-SIZE” キーワードの設定値になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 2 | ||||||
19 | セットアップ | 利用者情報の管理先 | ○ | ○ | キー | server.user.mng | 利用者情報の管理先を指定します。 0:オペレーティングシステム リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” USER_MNG” キーワードの設定値になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 0 | ||||||
20 | セットアップ | 同時接続クライアント数 | ○ | ○ | キー | server.max.client | リスト管理サーバに同時に接続を許可するクライアント数を指定します。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” MAX-CLIENT” キーワードの設定値になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 128 | ||||||
21 | セットアップ | リスト管理サーバのログインユーザID | ○ | - | キー | server.lwsv.user | リスト管理サーバにログインするためのユーザIDを指定します。 リスト管理サーバの環境設定をする場合、本パラメーターは必須です。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
22 | セットアップ | リスト管理サーバのログインパスワード | ○ | - | キー | server.lwsv.password | リスト管理サーバにログインするためのパスワードを指定します。 リスト管理サーバの環境設定をする場合、本パラメーターは必須です。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
23 | セットアップ | リスト管理サーバのポート番号 | ○ | ○ | キー | server.lwsv.port | リスト管理サーバのポート番号を指定します。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” LWSV-PORT” キーワードの設定値になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 9243 | ||||||
24 | セットアップ | リスト管理サーバの同時実行数 | ○ | ○ | キー | server.lwsv.max.thread | リスト管理サーバの同時実行数を指定します。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” LWSV-MAX-THREAD” キーワードの設定値になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 32 | ||||||
25 | セットアップ | 帳票登録時のポート番号 | ○ | ○ | キー | server.lwsv.reg.port | 帳票登録時に利用するポート番号を指定します。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” LWSV-REG-PORT” キーワードの設定値になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 9565 | ||||||
26 | セットアップ | 内部通信用のポート番号 | ○ | ○ | キー | server.lwsv.int.port | 内部通信用のポート番号を指定します。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” LWSV-INT-PORT” キーワードの設定値になります。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 31700,31701,31702,31703,31704,31705,31706,31707 | ||||||
27 | セットアップ | 入力監視時間 | ○ | ○ | キー | server.intime | 入力監視時間を分単位で指定します。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 サーバ動作環境ファイルの” INTIME” キーワードの設定値になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 60 | ||||||
28 | セットアップ | RMIサービスポート番号 | ○ | ○ | キー | server.system.rmiserver.port | 管理者ツールのポート番号を指定します。 リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。 リスト管理サーバ用のプロパティファイル、および管理者ツール用のプロパティファイル”system.rmiserver.port”の設定値になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 63099 | ||||||
29 | セットアップ | 1コンテナあたりの利用者数 | ○ | ○ | キー | web.user | 1コンテナあたりの利用者数を指定します。 Web連携の環境設定をする場合に有効になります。 Web アプリケーション環境定義ファイルの” session.maxuser”の設定値になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 50 | ||||||
30 | セットアップ | コンテナ数 | ○ | ○ | キー | web.container | 使用するコンテナ数を1~10までの数値で指定します。 Web連携の環境設定をする場合に有効になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 1 | ||||||
31 | セットアップ | サーブレットサービス | ○ | ○ | キー | web.servlet | 使用するServletサービスの種類を指定します。 2: Tomcat5.5ベースServlet/J2EE互換 4: Java EE6 5:Interstage Application Serverを利用しない運用 Web連携の環境設定をする場合に有効になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 3 | ||||||
32 | セットアップ | 運用管理用HTTPリスナーポート番号 | ○ | - | キー | web.dasservice.port | Interstage Appllication Serverインストール時に指定された、Interstage Java EE 6 の運用管理用HTTPリスナーポート番号を指定します。 以下のいずれかの場合に指定します。 - 「web.servlet」に4(Java EE6)を指定した場合 - すでにJava EE 6で構築されている場合 Web連携の環境設定をする場合に有効になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 12011 | ||||||
33 | セットアップ | DASサービスの管理ユーザID | ○ | - | キー | web.dasservice.uid | Interstage Appllication Serverインストール時に指定された、Interstage Java EE 6 DASサービスの管理ユーザIDを指定します。 以下のいずれかの場合に指定します。 - 「web.servlet」に4(Java EE6)を指定した場合 - すでにJava EE 6で構築されている場合 Web連携の環境設定をする場合に有効になります。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
34 | セットアップ | DASサービスの管理ユーザのパスワード | ○ | - | キー | web.dasservice.password | Interstage Appllication Serverインストール時に指定された、Interstage Java EE 6 DASサービスの管理ユーザIDのパスワードを指定します。 以下のいずれかの場合に指定します。 - 「web.servlet」に4(Java EE6)を指定した場合 - すでにJava EE 6で構築されている場合 Web連携の環境設定をする場合に有効になります。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
35 | セットアップ | Webブラウザからの接続要求を受け取るポート番号 | ○ | ○ | キー | web.http.listen.port | Webブラウザからの接続要求を受け取るポート番号を1から65535の数値で指定します。 以下の場合に指定します。 - 「web.servlet」に5(Interstage Application Serverを利用しない運用)を指定した場合 Web連携の環境設定をする場合に有効になります。 |
型 | number | ||||||
デフォルト値 | 80 | ||||||
36 | 運用 | 仕分け仮想プリンタ | ○ | ○ | キー | assort.printer | 仕分け仮想プリンタ名を指定します。 仕分けの環境設定をする場合、本パラメーターは必須です。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
37 | 運用 | 仮想プリンタ | ○ | ○ | キー | apsv.printer | 仮想プリンタ名を指定します。 帳票出力サーバの環境設定をする場合、本パラメーターは必須です。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
38 | 運用 | リスト管理サーバホスト名 | ○ | ○ | キー | apsv.host | リスト管理サーバのホスト名を指定します。 帳票出力サーバの環境設定をする場合に有効になります。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | localhost |
(備考) 表中のデフォルト値とは、Interstage List Worksインストール直後の値です。
設定できるパラメーターパッケージと収集できるパラメーターパッケージを説明します。
以下の情報ファイルを設定できます。
環境設定サーバ | 名前 | 情報ファイル名 |
---|---|---|
リスト管理サーバ | List Works組込データベース用RDB構成パラメタファイル | LWDB.cfg |
リスト管理サーバ | List Works組込データベース用rdbbuf | rdbbuf |
リスト管理サーバ | List Works組込データベース用の、データベース構築スクリプト | createLWDB.sh |
リスト管理サーバ | List Works組込データベース用の、保管データベース作成用のファイル | createLWDB.dat |
リスト管理サーバ | サーバ動作環境ファイル | lvtenv.txt |
リスト管理サーバ | リスト管理サーバプロパティファイル | ListServer.properties |
リスト管理サーバ | 管理者ツールプロパティファイル | AdminTool.properties |
Webサーバ | Webアプリケーション環境定義ファイル | web.xml |
Webサーバ | ListGatewayプロパティファイル | ListGateway.properties |
Webサーバ | ListPrintプロパティファイル | ListPrint.properties |
帳票出力サーバ | 仕分け定義ファイル | setup.ini |
帳票出力サーバ | フォント名対応ファイル | lwfontmap.ini |
帳票出力サーバ | 帳票データ転送アダプタの環境設定ファイル | lwpaenv.ini |
注意
情報ファイルの設定内容については、以下の製品マニュアルを参照してください。
「帳票保管活用機能 セットアップガイド(拡張パッケージ)」
「帳票保管活用機能 帳票仕分けガイド(拡張パッケージ)」
パラメーターパッケージファイルはzipファイルとして、以下のとおり作成してください。なお、各サーバを同一サーバで構築する場合は、同時に指定してください。
リスト管理サーバの場合
parampkg.zip(任意のファイル名) + LWDB.cfg :List Works組込データベース用RDB構成パラメタファイル + rdbbuf :List Works組込データベース用rdbbuf + createLWDB.sh :List Works組込DB用の、データベース構築スクリプト + createLWDB.dat :List Works組込DB用の、保管DB作成用のファイル + lvtenv.txt :サーバ動作環境ファイル + ListServer.properties :リスト管理サーバプロパティファイル + AdminTool.properties :管理者ツールプロパティファイル
Webサーバの場合
parampkg.zip(任意のファイル名) + web.xml :Webアプリケーション環境定義ファイル + ListGateway.properties :ListGatewayプロパティファイル + ListPrint.properties :ListPrintプロパティファイル
帳票出力サーバの場合
parampkg.zip(任意のファイル名) + setup.ini :仕分け定義ファイル + lwfontmap.ini :フォント名対応ファイル + lwpaenv.ini :帳票データ転送アダプタの環境設定ファイル
情報ファイルのサンプルファイルを製品媒体に格納してあります。
「設定できるパラメーターパッケージ」に記載した情報ファイルに加え、以下のファイルが出力される場合があります。
assortprinter.inf: 仕分け仮想プリンタが複数存在する場合
apsvprinter.inf: 仮想プリンタが複数存在する場合