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Systemwalker Software Configuration Manager パラメーターリファレンス
FUJITSU Software

1.15.1 パラメーター情報

Interstage List Worksに設定できるパラメーターと収集できるパラメーターを説明します。

パラメーターの意味や定義ファイルの詳細については、Interstage List Worksのマニュアルを参照してください。

1.15.1.1 パラメーター一覧

設定できるパラメーターと収集できるパラメーターを説明します。

【Linux】

No.

分類

パラメーター

設定

収集

パラメーターの定義

説明

1

セットアップ

List Works組込データベース環境設定

キー

lwdb.setup

List Works組込データベースの環境設定をするか否かを設定します。

0:設定しない

1:設定する

number

デフォルト

0

2

セットアップ

リスト管理サーバ環境設定

キー

server.setup

リスト管理サーバの環境設定をするか否かを指定します。

0:設定しない
1:設定する

number

デフォルト

0

3

セットアップ

Web連携環境設定

キー

web.setup

Web連携の環境設定をするか否かを指定します。

0:設定しない
1:設定する

number

デフォルト

0

4

セットアップ

帳票仕分け連携環境設定

キー

assort.setup

仕分けの環境設定をするか否かを指定します。

0:設定しない
1:設定する

number

デフォルト

0

5

セットアップ

帳票出力サーバ環境設定

キー

apsv.setup

帳票出力サーバの環境設定をするか否かを指定します。

0:設定しない
1:設定する

number

デフォルト

0

6

セットアップ

クラスタまたはフォルダの共有設定

キー

server.cluster

クラスタ運用またはフォルダの共有運用をするか否かを指定します。

0:運用しない
1:運用する

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” CLUSTER”キーワードの設定値になります。

number

デフォルト

0

7

セットアップ

システムディレクトリ設定方法

キー

server.systarget

システムディレクトリの設定方法を指定します。

0:lvsetsysコマンド
1:lvenvnameファイル

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

lvenvnameファイルはクラスタ運用またはフォルダの共有運用をする場合に有効になります。

number

デフォルト

0

8

セットアップ

システムディレクトリ作成先

キー

server.sysdir

システムディレクトリの作成先を指定します。

リスト管理サーバの環境設定をする場合、本パラメーターは必須です。

string

デフォルト

なし

9

セットアップ

データベース種別

キー

server.db.kind

データベース種別を指定します。

0:Symfoware

1:Oracleデータベース

2:List Works組込データベース

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” DB-KIND” キーワードの設定値になります。

number

デフォルト

2

10

セットアップ

ネット・サービス名

キー

server.db.ora.netserv

Oracleネット・サービス名を指定します。

データベース種別にOracleデータベースを指定した場合、本パラメーターは必須です。SymfowareまたはList Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” DB-ORA-NETSERV” キーワードの設定値になります。

string

デフォルト

なし

11

セットアップ

RDBシステム名

キー

server.db.rdbname

RDBシステム名を指定します。

データベース種別にSymfowareを指定した場合、本パラメーターは必須です。OracleデータベースまたはList Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” DB-RDBNAME” キーワードの設定値になります。

string

デフォルト

なし

12

セットアップ

データベースアクセスユーザ名

キー

server.db.uid

データベースへの接続ユーザIDを指定します。

データベース種別にSymfowareまたはOracleデータベースを指定した場合、本パラメーターは必須です。List Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” DB-UID” キーワードの設定値になります。

string

デフォルト

なし

13

セットアップ

データベースアクセスパスワード

キー

server.db.password

データベースへの接続パスワードを指定します。

リスト管理サーバの環境設定をする場合、本パラメーターは必須です。

string

デフォルト

なし

14

セットアップ

データベースインストールホスト名

キー

server.db.hostname

データベースがインストールされているサーバのホスト名を指定します。

データベース種別にSymfowareを指定した場合に有効になります。OracleデータベースまたはList Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” DB-HOSTNAME” キーワードの設定値になります。

string

デフォルト

なし

15

セットアップ

データベースアクセスポート番号

キー

server.db.port

データベースの作成時に指定したポート番号を指定します。

データベース種別にSymfowareを指定した場合に有効になります。OracleデータベースまたはList Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” DB-PORT” キーワードの設定値になります。

number

デフォルト

なし

16

セットアップ

JDBCアーカイブファイルパス

キー

server.db.jdbcdrv

作成したデータベースに対応するJava 用のJDBC アーカイブファイルを物理パスで指定します。

データベース種別にSymfowareまたはOracleデータベースを指定した場合、本パラメーターは必須です。List Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” DB-JDBCDRV” キーワードの設定値になります。

string

デフォルト

なし

17

セットアップ

データベースのパス

キー

server.db.home

データベースのパスを物理パスで指定します。

データベース種別にSymfowareまたはOracleデータベースを指定した場合、本パラメーターは必須です。List Works組込データベースを指定した場合、本パラメーターは不要です。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” DB-HOME” キーワードの設定値になります。

string

デフォルト

なし

18

セットアップ

Javaのヒープ域サイズ

キー

server.java.heapsize

リスト管理サーバのプロセスで使用するJavaのヒープ域サイズを指定します。

0:512MB

1:900MB

2:1536MB

3:2048MB

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” JAVA-HEAP-SIZE” キーワードの設定値になります。

number

デフォルト

2

19

セットアップ

利用者情報の管理先

キー

server.user.mng

利用者情報の管理先を指定します。

0:オペレーティングシステム
5:ユーザ作成ライブラリ

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” USER_MNG” キーワードの設定値になります。

number

デフォルト

0

20

セットアップ

同時接続クライアント数

キー

server.max.client

リスト管理サーバに同時に接続を許可するクライアント数を指定します。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” MAX-CLIENT” キーワードの設定値になります。

number

デフォルト

128

21

セットアップ

リスト管理サーバのログインユーザID

キー

server.lwsv.user

リスト管理サーバにログインするためのユーザIDを指定します。

リスト管理サーバの環境設定をする場合、本パラメーターは必須です。

string

デフォルト

なし

22

セットアップ

リスト管理サーバのログインパスワード

キー

server.lwsv.password

リスト管理サーバにログインするためのパスワードを指定します。

リスト管理サーバの環境設定をする場合、本パラメーターは必須です。

string

デフォルト

なし

23

セットアップ

リスト管理サーバのポート番号

キー

server.lwsv.port

リスト管理サーバのポート番号を指定します。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” LWSV-PORT” キーワードの設定値になります。

number

デフォルト

9243

24

セットアップ

リスト管理サーバの同時実行数

キー

server.lwsv.max.thread

リスト管理サーバの同時実行数を指定します。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” LWSV-MAX-THREAD” キーワードの設定値になります。

number

デフォルト

32

25

セットアップ

帳票登録時のポート番号

キー

server.lwsv.reg.port

帳票登録時に利用するポート番号を指定します。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” LWSV-REG-PORT” キーワードの設定値になります。

number

デフォルト

9565

26

セットアップ

内部通信用のポート番号

キー

server.lwsv.int.port

内部通信用のポート番号を指定します。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” LWSV-INT-PORT” キーワードの設定値になります。

string

デフォルト

31700,31701,31702,31703,31704,31705,31706,31707

27

セットアップ

入力監視時間

キー

server.intime

入力監視時間を分単位で指定します。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

サーバ動作環境ファイルの” INTIME” キーワードの設定値になります。

number

デフォルト

60

28

セットアップ

RMIサービスポート番号

キー

server.system.rmiserver.port

管理者ツールのポート番号を指定します。

リスト管理サーバの環境設定をする場合に有効になります。

リスト管理サーバ用のプロパティファイル、および管理者ツール用のプロパティファイル”system.rmiserver.port”の設定値になります。

number

デフォルト

63099

29

セットアップ

1コンテナあたりの利用者数

キー

web.user

1コンテナあたりの利用者数を指定します。

Web連携の環境設定をする場合に有効になります。

Web アプリケーション環境定義ファイルの” session.maxuser”の設定値になります。

number

デフォルト

50

30

セットアップ

コンテナ数

キー

web.container

使用するコンテナ数を1~10までの数値で指定します。

Web連携の環境設定をする場合に有効になります。

number

デフォルト

1

31

セットアップ

サーブレットサービス

キー

web.servlet

使用するServletサービスの種類を指定します。

2: Tomcat5.5ベースServlet/J2EE互換
3: Java EE

4: Java EE6

5:Interstage Application Serverを利用しない運用

Web連携の環境設定をする場合に有効になります。

number

デフォルト

3

32

セットアップ

運用管理用HTTPリスナーポート番号

キー

web.dasservice.port

Interstage Appllication Serverインストール時に指定された、Interstage Java EE 6 の運用管理用HTTPリスナーポート番号を指定します。

以下のいずれかの場合に指定します。

- 「web.servlet」に4(Java EE6)を指定した場合

- すでにJava EE 6で構築されている場合

Web連携の環境設定をする場合に有効になります。

number

デフォルト

12011

33

セットアップ

DASサービスの管理ユーザID

キー

web.dasservice.uid

Interstage Appllication Serverインストール時に指定された、Interstage Java EE 6 DASサービスの管理ユーザIDを指定します。

以下のいずれかの場合に指定します。

- 「web.servlet」に4(Java EE6)を指定した場合

- すでにJava EE 6で構築されている場合

Web連携の環境設定をする場合に有効になります。

string

デフォルト

なし

34

セットアップ

DASサービスの管理ユーザのパスワード

キー

web.dasservice.password

Interstage Appllication Serverインストール時に指定された、Interstage Java EE 6 DASサービスの管理ユーザIDのパスワードを指定します。

以下のいずれかの場合に指定します。

- 「web.servlet」に4(Java EE6)を指定した場合

- すでにJava EE 6で構築されている場合

Web連携の環境設定をする場合に有効になります。

string

デフォルト

なし

35

セットアップ

Webブラウザからの接続要求を受け取るポート番号

キー

web.http.listen.port

Webブラウザからの接続要求を受け取るポート番号を1から65535の数値で指定します。

以下の場合に指定します。

- 「web.servlet」に5(Interstage Application Serverを利用しない運用)を指定した場合

Web連携の環境設定をする場合に有効になります。

number

デフォルト

80

36

運用

仕分け仮想プリンタ

キー

assort.printer

仕分け仮想プリンタ名を指定します。

仕分けの環境設定をする場合、本パラメーターは必須です。

string

デフォルト

なし

37

運用

仮想プリンタ

キー

apsv.printer

仮想プリンタ名を指定します。

帳票出力サーバの環境設定をする場合、本パラメーターは必須です。

string

デフォルト

なし

38

運用

リスト管理サーバホスト名

キー

apsv.host

リスト管理サーバのホスト名を指定します。

帳票出力サーバの環境設定をする場合に有効になります。

string

デフォルト

localhost

(備考) 表中のデフォルト値とは、Interstage List Worksインストール直後の値です。

1.15.1.2 パラメーターパッケージ

設定できるパラメーターパッケージと収集できるパラメーターパッケージを説明します。

1.15.1.2.1 設定できるパラメーターパッケージ

以下の情報ファイルを設定できます。

環境設定サーバ

名前

情報ファイル名

リスト管理サーバ

List Works組込データベース用RDB構成パラメタファイル

LWDB.cfg

リスト管理サーバ

List Works組込データベース用rdbbuf

rdbbuf

リスト管理サーバ

List Works組込データベース用の、データベース構築スクリプト

createLWDB.sh

リスト管理サーバ

List Works組込データベース用の、保管データベース作成用のファイル

createLWDB.dat

リスト管理サーバ

サーバ動作環境ファイル

lvtenv.txt

リスト管理サーバ

リスト管理サーバプロパティファイル

ListServer.properties

リスト管理サーバ

管理者ツールプロパティファイル

AdminTool.properties

Webサーバ

Webアプリケーション環境定義ファイル

web.xml

Webサーバ

ListGatewayプロパティファイル

ListGateway.properties

Webサーバ

ListPrintプロパティファイル

ListPrint.properties

帳票出力サーバ

仕分け定義ファイル

setup.ini

帳票出力サーバ

フォント名対応ファイル

lwfontmap.ini

帳票出力サーバ

帳票データ転送アダプタの環境設定ファイル

lwpaenv.ini

注意

  • 情報ファイルの設定内容については、以下の製品マニュアルを参照してください。

    「帳票保管活用機能 セットアップガイド(拡張パッケージ)」

    「帳票保管活用機能 帳票仕分けガイド(拡張パッケージ)」

  • パラメーターパッケージファイルはzipファイルとして、以下のとおり作成してください。なお、各サーバを同一サーバで構築する場合は、同時に指定してください。

    リスト管理サーバの場合

    parampkg.zip(任意のファイル名)
    + LWDB.cfg		:List Works組込データベース用RDB構成パラメタファイル
    + rdbbuf			:List Works組込データベース用rdbbuf
    + createLWDB.sh		:List Works組込DB用の、データベース構築スクリプト
    + createLWDB.dat		:List Works組込DB用の、保管DB作成用のファイル
    + lvtenv.txt		:サーバ動作環境ファイル
    + ListServer.properties	:リスト管理サーバプロパティファイル
    + AdminTool.properties	:管理者ツールプロパティファイル

    Webサーバの場合

    parampkg.zip(任意のファイル名)
    + web.xml			:Webアプリケーション環境定義ファイル
    + ListGateway.properties	:ListGatewayプロパティファイル
    + ListPrint.properties	:ListPrintプロパティファイル

    帳票出力サーバの場合

    parampkg.zip(任意のファイル名)
    + setup.ini			:仕分け定義ファイル
    + lwfontmap.ini		:フォント名対応ファイル
    + lwpaenv.ini		:帳票データ転送アダプタの環境設定ファイル

  • 情報ファイルのサンプルファイルを製品媒体に格納してあります。

1.15.1.2.2 収集できるパラメーターパッケージ

「設定できるパラメーターパッケージ」に記載した情報ファイルに加え、以下のファイルが出力される場合があります。