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Systemwalker Software Configuration Manager 運用ガイド
FUJITSU Software

2.10 富士通ミドルウェアパッチの適用

富士通ミドルウェアパッチを配付をすると、対象のサーバに富士通ミドルウェアのパッチ配付のみ行われます。富士通ミドルウェアパッチを適用する方法を、以下に説明します。

富士通ミドルウェアパッチの配付先

富士通ミドルウェアのパッチは、対象のサーバの以下のパスに配付されます。

富士通ミドルウェアパッチの配付を実行すると、配付先の基準となるパス配下に、ジョブIDと日時から名付けたディレクトリが作成されます。

配付先の基準となるパスの変更方法

配付先の基準となるパスを変更する場合は、業務サーバ上の以下のシステム環境変数またはファイルを編集してください。

富士通ミドルウェアパッチの適用方法

パッチの配付先には、修正情報ファイル(テキストファイル)と修正ファイルが配付されます。パッチの適用条件や適用方法については、修正情報ファイルを確認してください。修正ファイルの適用はUpdateAdvisor(ミドルウェア)を使用してください。

UpdateAdvisor(ミドルウェア)のコマンドを使用する例を、以下に示します。パッチの配付先にあるパッチをすべて適用します。詳細は、UpdateAdvisor(ミドルウェア)ヘルプの「修正を適用する(uam add)」を参照してください。

例)

【Windows】

"C:\Program Files (x86)\Fujitsu\UpdateAdvisor\UpdateAdvisorMW\uam" add -s -d <パッチの配付先>

【Linux】

/opt/FJSVfupde/bin/uam add -s -d <パッチの配付先>

配付先の削除

パッチの配付先は自動的に削除されません。パッチを適用したあとに、配付先の“<ジョブID>_<yyyy-MM-dd_HH-mm-ss>”のディレクトリ名のディレクトリを削除してください。誤って上位のディレクトリを削除してしまった場合、その後の富士通ミドルウェアパッチの配付でエラーとなります。その場合、配付先の基準となるパスのディレクトリを手動で作成し対処してください。