日本語版CSで一元管理の運用を行う際は、必ずSWDTP_config.exeコマンドで入出力ファイルのエンコード形式をUTF-8に切り替えてください。
Windows Server 2008 R2/Windows 7より古いOSを使用している場合、画面上に表示されるデータに対する言語パックをインストールしていないPCでは、正しくデータが表示されない場合があります。
Windows Server 2003でJIS2004を使用する場合、JIS2004対応フォントをインストールする必要があります。
日本語版の“消費電力量レポート”には、日本円で算出した消費電力料金が出力されますが、この料金には、海外拠点のCTも含めた料金が算出されます。
CTに通知されるメッセージは、CTの言語に係わらず、設定されているメッセージが通知されます。そのため、メッセージを英語または日本語・英語の両方を設定するなど、海外版のCTの利用者がわかるメッセージを設定してください。
旧バージョンのCTを対象にメッセージを設定する場合やソフトウェアを配信する場合は、旧バージョンのCTで扱える文字のみを利用してください。
対象のCTが日本語版の場合は、Shift_JISに変換できる文字を利用してください。ただし、CSを日本語以外のOSで動作させている場合は、ASCIIのみ利用してください。
対象のCTが海外版の場合は、ASCIIのみ利用してください。
旧バージョンで使用していたソフトウェア辞書を使用し続けると、CTのセキュリティパッチの適用画面やソフトウェアダウンロード画面に表示するソフトウェア名称が文字化けして表示される場合があります。そのため、バージョンアップ後は速やかにV15.1.0用のソフトウェア辞書を適用してください。
旧バージョンで英語版ソフトウェア辞書を使用していた場合は、旧バージョンで運用しているWindows XP/Windows Server 2003以前のOSおよびOffice 2003以前のセキュリティパッチについて以下の注意事項があります。
V15.1.0のソフトウェア辞書を適用すると、旧バージョンで登録していた英語環境用のセキュリティパッチを日本語環境のCTで適用しようとして適用エラー画面が表示される場合があります。
メインメニューのセキュリティパッチの配信画面で日本語環境用のセキュリティパッチの適用チェックを外し、英語環境用のセキュリティパッチに適用チェックを付けてください。日本語環境にセキュリティパッチを適用したい場合は、日本語環境用のセキュリティパッチの適用チェックを外した後に再度適用チェックを付けてセキュリティパッチを登録し直してください。
V15.1.0のソフトウェア辞書を適用すると、メインメニューの[ポリシーグループ管理]-[パッチ適用ポリシー]画面で日本語環境用のセキュリティパッチの適用チェックが外れ、適用対象外となります。
メインメニューの[ポリシーグループ管理]-[パッチ適用ポリシー]画面で、適用しない英語環境のセキュリティパッチの適用チェックを外してください。日本語環境のセキュリティパッチを適用する場合は適用チェックを付けてください。
V15.1.0ソフトウェア辞書を適用すると、メインメニューの[監査ソフトウェアの設定]画面で英語環境用のセキュリティパッチではなく日本語環境用のセキュリティパッチに監査チェックが付きます。
メインメニューの[監査ソフトウェアの設定]画面で、英語環境用のセキュリティパッチの監査チェックを付けてください。日本語環境用のセキュリティパッチの監査が不要な場合は監査チェックを外してください。チェックを付け直したソフトウェア辞書を使用したインベントリ情報が収集されると、メインメニューに正しい監査結果が表示されます。
海外版CSに日本語版のACを接続して使用する場合、資産情報の一括登録/変更機能において、機器情報ファイルまたは契約情報ファイルを使用するときには、ファイル形式はUTF-8固定となります。
日本語版CSまたは海外版CSで一元管理する場合の集約において、以下の注意事項があります。
集約先のCSへ移行した機器は、移行時からの新規機器として履歴情報を開始します。
消費電力量の監査レポートを出力している場合、移行したPCの消費電力量情報は、該当CTの移行日から32日前までのものを情報を過去の稼働情報として出力します。
ユーザー情報の項目名は、一元管理を行うCSに設定されている項目名に統一されます。
既存環境でCTの環境設定画面のユーザー情報に値を設定している場合、項目名に変更がある環境については、設定済みの値は削除されます。その場合、一元管理の環境構築後にCTの環境設定画面のユーザー情報を再設定する必要があります。