バージョンアップ後は、旧版で使用していたソフトウェア辞書の種類によって、V15.0.1以前に表示されていたセキュリティパッチと、V15.1.0で表示されるセキュリティパッチが、以下のように異なります。
日英版、日中版を使用していた環境では、旧版の辞書に含まれていなかった言語に対応したセキュリティパッチが表示されるようになります。また、言語に依存しないセキュリティパッチは、所属するグループとセキュリティパッチが統一して表示されるようになります。
注意
言語に依存しないセキュリティパッチのグループとソフトウェアが統一して表示されるため、1つのセキュリティパッチに配信チェックを付けるだけで、多言語環境のCTでセキュリティパッチが適用されるようになります。セキュリティパッチを適用したくない環境が存在する場合は、その環境に適用させないようにバージョンアップ前に以下のいずれかの対応を行う必要があります。
パッチ配信を停止したDSを用意し、対象CTの接続サーバを当DSに切り替える
パッチの配信を停止するには、CustomPolicy.exeコマンドを使用します。
ポリシーグループを作成し、基本動作ポリシーでパッチを適用しない設定を行い、対象CTを登録する
ポリシーグループを作成し、パッチ適用ポリシーで適用しないパッチを選択し、対象CTを登録する
日本語、中国語(簡体字)に依存するセキュリティパッチが表示されるようになります。新たに表示されたセキュリティパッチで監査・適用するものに適用チェックを付ける必要があります。