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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 運用ガイド
FUJITSU Storage

D.3.4 監視装置の削除

運用中に監視対象装置を削除できます。
削除手順は以下のとおりです。

  1. 本機能から、監視対象装置を削除します。

    監視条件設定ファイル(vxDevice.conf)に設定されている監視対象装置の情報を削除します。設定内容は、「D.4.1 監視条件の設定(vxDevice.conf)」を参照してください。

    削除対象装置と監視を継続する装置が異なるレコードIDの場合は、手順4で必要となるレコードIDを記録しておいてください。

  2. vxcheck.batコマンドを実行し、手順1で設定した内容が正しいかチェックします。

  3. Systemwalker Service Quality Coordinatorに格納したデータを保管します。

    手順4および手順5を実施すると、過去のデータを参照できなくなります。必要に応じて、データを保管してください。
    保管手順は、以下のマニュアルを参照してください。

    • CSV形式で保存する場合

      『Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)』-「3.2.4.1 共通操作」

    • ファイルに出力して保存する場合

      『Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)』-「4.3.2.2 表示設定」

  4. Systemwalker Service Quality Coordinatorに対して、ユーザーデータ定義を設定します。
    なお、削除対象装置と監視を継続する装置が同じレコードIDの場合は、本手順を実施不要です。

    1. 前提条件および詳細事項を確認します。

      『Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書』の「第8章 ユーザーデータ管理」を参照して、前提条件および詳細事項を確認してください。

    2. ユーザーデータ定義を作成します。

      『Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書』の「8.1 ユーザーデータ定義」に従って、ユーザーデータ定義を設定してください。

      削除対象装置に対して、設定したレコードIDに該当するデータをOFFに設定します。例えば、削除対象装置に対する「ボリューム性能情報」のレコードIDが1、「装置性能情報」のレコードIDが2の場合、UDATA_1とUDATA_2を"OFF"に設定します。

      [MIDDLEWARE_CONF]
      XML=ON
      [SELECT_RECORDID]
      UDATA_1=OFF
      UDATA_2=OFF
      UDATA_3=OFF
          :
    3. 収集ポリシーの適用を実施します。

      『Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書』の「8.2 セットアップ」に従って、収集ポリシーの適用を実施してください。

  5. Systemwalker Service Quality Coordinator格納データを削除します。
    なお、削除対象装置と監視を継続する装置が同じレコードIDの場合は、本手順を実施不要です。

    『Systemwalker Service Quality Coordinator リファレンスマニュアル』の「1.7.3 sqcPDBerase(データ削除コマンド)」に従って、削除対象の装置のレコードIDを指定し、Systemwalker Service Quality Coordinatorに格納したデータを削除します。

  6. ETERNUS VX700 seriesにSSHログインするためのユーザーアカウントおよびパスワードを暗号化したファイルを削除します。
    なお、削除対象装置と監視を継続する装置が同じレコードIDの場合は、本手順を実施不要です。

  7. D.3.8 装置登録/装置削除の確認」を参照して、装置削除されていることを確認します。