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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 運用ガイド
FUJITSU Storage

D.3.1 性能情報の確認

Systemwalker Service Quality Coordinator管理コンソール画面で、ETERNUS VX700 seriesの性能情報を確認する方法について説明します。

ETERNUS VX700 series から取得した性能情報は、Systemwalker Service Quality Coordinator管理コンソール画面で確認します。確認方法は、以下のマニュアルを参照してください。

装置から取得した性能情報は、Systemwalker Service Quality CoordinatorのPDBに「リソースデータ(10分)」として格納されます。このため、Systemwalker Service Quality Coordinator管理コンソール画面で確認する場合は、「リソースデータ(10分)」を指定して確認してください。

Systemwalker Service Quality Coordinator管理コンソール画面の表示項目とETERNUS VX700 seriesの性能情報の対応は、以下のとおりです。

性能情報

管理コンソール画面での表示項目

表示内容

ボリュームの性能情報

レコードID

監視条件設定ファイル(vxDevice.conf)で設定したレコードID

収集時刻

性能情報の収集時刻

リソースID

シリアル番号:ボリューム名

udntxt1

ストレージシステム名

udntxt2

シリアル番号

udntxt3

ボリューム名

udntxt4

activeなボリュームが存在するプロセッサユニット名

udndata1

Read IOPS

udndata2

Write IOPS

udndata3

Readスループット

udndata4

Writeスループット

udndata5

I/Oリクエストの平均待ち時間

udndata6

I/Oリクエストの平均処理時間

装置の性能情報

レコードID

監視条件設定ファイル(vxDevice.conf)で設定したレコードID

収集時刻

性能情報の収集時刻

リソースID

シリアル番号

udntxt1

ストレージシステム名

udntxt2

シリアル番号

udntxt3

警告閾値

udndata1

装置の全体容量

udndata2

装置の使用量

udndata3

装置の使用率

udndata4

作成済みボリュームの総容量

udndata5

作成済みボリュームの使用率

udndata6

ゼロ初期化容量

udndata7

Disk異常状態サイズ

注意

  • 「リソースデータ(10分)」として格納・画面表示しますが、性能情報は10分単位の情報でなく、設定された監視間隔単位の情報です。

  • Systemwalker Service Quality Coordinatorの性能情報の日時情報は、ETERNUS VX700 seriesから取得した日時情報を表示します。

  • Systemwalker Service Quality Coordinator管理コンソール画面に表示する性能情報が監視間隔でない状態が続く場合は、監視間隔を見直してください。

  • Systemwalker Service Quality Coordinator管理コンソール画面に表示する性能情報がすぐに反映されない場合、監視間隔内にSystemwalker Service Quality Coordinatorへ反映できていない可能性があります。<本ツールのインストール先フォルダ>\vxPerf\var\temp\petfFolderName フォルダ配下にCSVファイルが溜まっていないか確認してください。CSVファイルが溜まっている場合は、監視間隔を見直してください。

    perfFolderName は、装置のIPアドレスの"."を"_"に置き換えた名前のフォルダです。