Systemwalker Service Quality Coordinator管理コンソール画面で、ETERNUS VX700 seriesの性能情報を確認する方法について説明します。
ETERNUS VX700 series から取得した性能情報は、Systemwalker Service Quality Coordinator管理コンソール画面で確認します。確認方法は、以下のマニュアルを参照してください。
『Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書』-「8.4 表示」
『Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)』
装置から取得した性能情報は、Systemwalker Service Quality CoordinatorのPDBに「リソースデータ(10分)」として格納されます。このため、Systemwalker Service Quality Coordinator管理コンソール画面で確認する場合は、「リソースデータ(10分)」を指定して確認してください。
Systemwalker Service Quality Coordinator管理コンソール画面の表示項目とETERNUS VX700 seriesの性能情報の対応は、以下のとおりです。
性能情報 | 管理コンソール画面での表示項目 | 表示内容 |
---|---|---|
ボリュームの性能情報 | レコードID | 監視条件設定ファイル(vxDevice.conf)で設定したレコードID |
収集時刻 | 性能情報の収集時刻 | |
リソースID | シリアル番号:ボリューム名 | |
udntxt1 | ストレージシステム名 | |
udntxt2 | シリアル番号 | |
udntxt3 | ボリューム名 | |
udntxt4 | activeなボリュームが存在するプロセッサユニット名 | |
udndata1 | Read IOPS | |
udndata2 | Write IOPS | |
udndata3 | Readスループット | |
udndata4 | Writeスループット | |
udndata5 | I/Oリクエストの平均待ち時間 | |
udndata6 | I/Oリクエストの平均処理時間 | |
装置の性能情報 | レコードID | 監視条件設定ファイル(vxDevice.conf)で設定したレコードID |
収集時刻 | 性能情報の収集時刻 | |
リソースID | シリアル番号 | |
udntxt1 | ストレージシステム名 | |
udntxt2 | シリアル番号 | |
udntxt3 | 警告閾値 | |
udndata1 | 装置の全体容量 | |
udndata2 | 装置の使用量 | |
udndata3 | 装置の使用率 | |
udndata4 | 作成済みボリュームの総容量 | |
udndata5 | 作成済みボリュームの使用率 | |
udndata6 | ゼロ初期化容量 | |
udndata7 | Disk異常状態サイズ |
注意
「リソースデータ(10分)」として格納・画面表示しますが、性能情報は10分単位の情報でなく、設定された監視間隔単位の情報です。
Systemwalker Service Quality Coordinatorの性能情報の日時情報は、ETERNUS VX700 seriesから取得した日時情報を表示します。
Systemwalker Service Quality Coordinator管理コンソール画面に表示する性能情報が監視間隔でない状態が続く場合は、監視間隔を見直してください。
Systemwalker Service Quality Coordinator管理コンソール画面に表示する性能情報がすぐに反映されない場合、監視間隔内にSystemwalker Service Quality Coordinatorへ反映できていない可能性があります。<本ツールのインストール先フォルダ>\vxPerf\var\temp\petfFolderName フォルダ配下にCSVファイルが溜まっていないか確認してください。CSVファイルが溜まっている場合は、監視間隔を見直してください。
perfFolderName は、装置のIPアドレスの"."を"_"に置き換えた名前のフォルダです。