本ツールを利用における注意事項は、以下のとおりです。
本ツールは、Systemwalker Service Quality Coordinatorのユーザーデータ管理機能を使用します。
監視条件設定ファイル(vxDevice.conf)で、レコードID(1、2)を定義しているため、ユーザーデータ管理のUDATA_1およびUDATA_2が"ON"になっていた場合は、既存のユーザーデータに本機能で採取した性能情報が追加されてしまいます。このため、本ツールをインストールする前に、ユーザーデータ管理のUDATA_1およびUDATA_2が"OFF"であることを確認してください。"ON"になっている場合は、レコードIDを変更してください。
本ツールでは、Systemwalker Service Quality CoordinatorのsqcPDBcload(ユーザーデータ入力コマンド)を定期的に実行します。sqcPDBcloadコマンドは多重実行できないため、ユーザーがsqcPDBcloadコマンドを実行する場合は、本ツールを停止した状態で実行してください。
Systemwalker Service Quality CoordinatorのPDBに格納したリソースデータの保持期間は、デフォルトで1週間です。保持期間を超えると削除されます。詳細は、『Systemwalker Service Quality Coordinator 解説書』の「3.2.2 Manager」を参照してください。
リソースデータの保持期間を変更する場合は、Systemwalker Service Quality CoordinatorのsqcSetPDBManage(PDBの保持期間変更コマンド)を実行してください。詳細は、『Systemwalker Service Quality Coordinator リファレンスマニュアル』の「1.7.5 sqcSetPDBManage(PDBの保持期間変更コマンド)」を参照してください。
本ツールは、管理監視対象の装置のIPアドレスがIPv4アドレスであることを前提としています。
Systemwalker Service Quality Coordinatorをアンインストールする場合は、本ツールもアンインストールしてください。
本ツールの動作中に、ETERNUS VX700 series CLIを使用して、性能情報の採取開始コマンド(start performance)、性能情報の採取停止コマンド(stop performance)を実行しないでください。実行した場合は、ETERNUS VX700 seriesの性能情報を採取できないことがあります。