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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 運用ガイド
FUJITSU Storage

A.2 sanma.confパラメーター説明

ストレージ管理の詳細設定ファイルとして以下に格納されています。

マネージャーのOS種別

絶対パス名

Windows

$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\sanma.conf
($ENV_DIRは、マネージャーをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。)

Solaris OS、
Linux

/etc/opt/FJSVssmgr/current/sanma.conf

設定ファイルの反映方法

設定ファイルを変更した場合、Webコンソールで設定ファイルの更新を実施するか、マネージャーを再起動してください。当設定ファイルの内容が本製品に反映されます。

カスタマイズ

LOGICAL_MANAGER_IP

運用管理サーバが論理IPアドレスと物理IPアドレスを保持するクラスタ構成の場合、論理IPアドレスを記述する必要があります。このパラメーターには、IPv4形式のIPアドレスだけを指定してください。

例:
LOGICAL_MANAGER_IP="10.12.13.14";

このパラメーターは、装置登録時に障害監視対象装置へSNMPトラップ送信先アドレスを自動設定するために使用されます。詳細は、「5.2.5 SNMPトラップ送信先の自動設定機能について」を参照してください。

LOGICAL_MANAGER_V6IP

運用管理サーバが論理IPアドレスと物理IPアドレスを保持するクラスタ構成の場合、論理IPアドレスを記述する必要があります。このパラメーターには、IPv6形式のIPアドレスだけを指定してください。

例:
LOGICAL_MANAGER_V6IP="2001:db8::2:1";

このパラメーターは、装置登録時に障害監視対象装置へSNMPトラップ送信先アドレスを自動設定するために使用されます。詳細は、「5.2.5 SNMPトラップ送信先の自動設定機能について」を参照してください。

MANAGER_LAN_CARD_IP

運用管理サーバが複数のIPアドレスを持っている環境で、装置の検出や登録が失敗する場合に設定します。

クラスタ環境でこのパラメーターを設定する場合は、必ず先頭に論理IPアドレスを指定してください。

このパラメーターには、IPv4形式のIPアドレスだけを指定してください。

例:
MANAGER_LAN_CARD_IP="10.12.13.14,100.101.102.103";
MANAGER_LAN_CARD_V6IP

運用管理サーバが複数のIPアドレスを持っている環境で、装置の検出や登録が失敗する場合に設定します。

クラスタ環境でこのパラメーターを設定する場合は、必ず先頭に論理IPアドレスを指定してください。

このパラメーターには、IPv6形式のIPアドレスだけを指定してください。

例:
MANAGER_LAN_CARD_V6IP="2001:db8::2:1,2001:db8::2:2";
SET_SW_ZONING_ALWAYS

アクセスパス設定時、ポートゾーニングなどがされておりファイバーチャネルスイッチに対するゾーニング設定を追加する必要がない場合、通常はファイバーチャネルスイッチに対してゾーニング設定を実施しません。このパラメーターを"1"に設定すると、そのような場合でも、1対1のWWPNゾーニングを設定します(ただし、No Security状態時を除きます)。

例:
SET_SW_ZONING_ALWAYS=1; (デフォルトは0)
DISPLAY_SNMP_STANDARD_EVENT

装置からの装置共通SNMPトラップ(Cold Start Trapなど)の、イベントログへの表示/非表示を定義します。

表示するには"1"を、非表示にするには"0"を記述します。デフォルトは1(表示)です。

例:
DISPLAY_ SNMP_STANDARD_EVENT = 0;