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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 運用ガイド
FUJITSU Storage

13.5.2 esfadm report create (レポート作成コマンド)

名前

esfadm report create - レポートの作成

形式

esfadm report create -start YYYYMMDDhhmm -end YYYYMMDDhhmm [-outputfile fileName]

コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\Common\bin\esfadm report create

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris環境、Linux環境
/opt/FJSVesfcm/bin/esfadm report create

機能説明

オプションで指定した期間のレポート情報をレポートファイルに出力します。
また、ポリシーで設定された保存期間をもとに、情報蓄積ファイルの保存期間を超えた古いレポート情報を削除します。
(情報蓄積ファイルにレポート情報があれば、レポートファイルが出力されます。)

本コマンドを実行するには、Windows環境の場合はAdministratorsグループのユーザーであること、Solaris/Linux環境の場合はOSの管理者(root)権限が必要です。

オプション

-start YYYYMMDDhhmm -end YYYYMMDDhhmm

作成するレポートの期間をYYYYMMDDhhmmの形式(ローカルタイム)で指定します。startとendの期間は最大1年(365日、閏年を含む場合は366日)です。秒数は0秒で扱います。
なお、夏時間が冬時間に切り替わる時間帯は、冬時間のローカルタイムの場合と夏時間のローカルタイムの場合があります。本コマンドでは、その時間帯に指定されたローカルタイムは冬時間のローカルタイムとします。

  • YYYYは西暦を表し、0000~9999を指定できます。

  • MMは月を表し、01~12を指定できます。

  • DDは日を表し、01~31を指定できます。

  • hhは時を表し、00~23を指定できます。

  • mmは分を表し、00~59を指定できます。

以下の場合は、エラーになります。

  • startまたはendにコマンド実行日時よりも未来の日時を指定した場合

  • endにstartよりも過去の日時を指定した場合

  • 存在しない日時を指定した場合

-outputfile fileName

レポートを出力するファイル名を指定します。ディレクトリパスを含まない場合は、カレントディレクトリに格納されます。ディレクトリパスは、絶対パスおよび相対パスの形式に対応しています。
本オプションを省略した場合、カレントディレクトリに以下のファイル名で作成されます。

esfreport_manual_specified_YYYYMMDDhhmmss.xml
  YYYYMMDDhhmmssはコマンドの実行日時

ファイル名に出力する実行日時は、ローカルタイムです。
出力ディレクトリに同名のファイルやディレクトリがすでに存在する場合は、エラーになります。出力ディレクトリ名と出力ファイル名は、ASCII文字だけサポートします。
ファイル名が重複しないように、ファイル名に日時情報を設定することをお勧めします。

出力情報

終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了

使用例

注意事項