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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 運用ガイド
FUJITSU Storage

1.3 Storage Cruiserの構成

Storage Cruiserのプログラムは、マネージャー機能、エージェント機能から構成されます。

本書では、それぞれのプログラムをインストールした装置を、“運用管理サーバ”、“サーバノード”と呼びます。これらのプログラムは、同一装置にすべてインストールして運用することも可能です。その場合、プログラムのインストールに順序性はありません。

マネージャー機能(運用管理サーバ)は、LANに接続されたストレージシステムにかかわる装置の情報を獲得・設定するStorage Cruiserの中央管理部です。制御に使用しているデータのうち、重要なデータはデータベースに格納します。

エージェント機能(サーバノード)は、ストレージを使用するサーバノード上でHBAやマルチパス制御ドライバなどのプラットホームソフトウェアの情報を制御し、マネージャー機能と通信します。複数のサーバノードが存在する場合は、各サーバノードにインストールします。

マネージャー機能には、Webコンソールを利用して接続します。複数のWebコンソールから接続可能です。

Storage Cluster機能の構成は、「図9.1 Storage Cluster機能:システム構成例」を参照してください。

図1.1 Storage Cruiserの運用構成

参考

マネージャーとサーバノード間でロケールが異なる場合でも管理可能です。このため、新たなロケールの追加は不要です。