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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 運用ガイド
FUJITSU Storage

1.2.4 レポーティング機能

レポーティング機能は、サーバに接続されたボリュームに関する情報を収集して、容量情報や利用時間など課金に必要な情報を出力します。

課金に必要な情報とは

課金に必要な情報を収集する場合は、以下を明確にする必要があります。

レポーティング機能で採取できる情報

レポーティング機能で採取できる情報は、以下のとおりです。

表1.1 レポーティング機能で採取できる情報

レポーティング機能で採取できる情報

サーバの集計単位

物理サーバ

仮想サーバのホスト

ボリュームタイプと容量

Standard Volumeの物理容量

WSVの物理容量

SDVの論理容量

TPVの論理容量

FTVの論理容量

利用期間

利用開始日時

利用終了日時

ボリューム情報

RAIDレベル

ディスクタイプ: SAS、SSD、SED-SAS

ボリューム暗号化

参考

以下の情報は、レポーティング機能で採取できません。

  • 仮想サーバのゲスト

  • SDVの物理容量

  • TPVの物理容量

  • FTVの物理容量

課金運用に必要な作業とは

センター管理者が請求書を作成するには、以下の作業が必要です。

  1. 事前準備
    課金項目、単価、請求期間、課金期間の最小単位を決定します。

  2. レポート情報収集
    課金に必要な情報を収集します。

  3. レポートファイル作成
    収集した情報を集計します。

  4. 請求書作成
    レポートファイルから課金アプリケーションを通じて請求書を作成します。

    ポイント

    センター管理者が課金アプリケーションを作成することで、レポートファイルから自由に課金項目や単価をカスタマイズできます。そのため、センター管理者の様々な課金運用に対応できます。