Windows環境におけるCCMサーバ業務のクラスタ環境削除手順は、以下のとおりです。
プライマリノードとセカンダリノードに、Administrator権限を持つユーザーでログオンします。
CCMサーバ業務を停止します。
停止方法は、使用するクラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
CCMサーバ業務を停止したあと、共有データ用共有ディスクをマウントしてください。
「13.1.2.2 AdvancedCopy Manager CCMの設定解除」を参照して、セカンダリノードでAdvancedCopy Manager CCMの設定を解除します。
「13.1.3.2 AdvancedCopy Manager CCMの設定解除」を参照して、プライマリノードでAdvancedCopy Manager CCMの設定を解除します。
環境設定ファイルをバックアップします。
クラスタ環境用の環境設定ファイルをバックアップします。バックアップするファイルは、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「環境設定ファイルのバックアップ」を参照してください。
クラスタシステムの設定を解除します。
セットアップ時に実施した、クラスタシステムの設定を解除します。
設定の解除方法は、使用するクラスタシステムのマニュアルを参照してください。
環境設定を引き継ぎます。
クラスタ環境で定義した環境設定ファイルを非クラスタ環境に引き継ぐ場合は、以下の手順で環境設定ファイルをリストアします。
クラスタ環境で、環境設定ファイルをバックアップします。
詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「環境設定ファイルのバックアップ」を参照してください。
バックアップした環境設定ファイルを、非クラスタ環境にリストアします。
詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「環境設定ファイルのリストア」にある「クラスタ運用でない場合」を参照してください。
ただし、以下のファイルはリストアしないでください。
$INS_DIR\CCM\micc\sys\.install.sys
$INS_DIR\CCM\bin\.stxc_install.sys
$INS_DIR\CCM\sys\sys.properties
$INS_DIR\CCM\noncluster\micc\sys\.install.sys
$INS_DIR\CCM\noncluster\bin\.stxc_install.sys
$INS_DIR\CCM\noncluster\sys\sys.properties
$INS_DIRは、ETERNUS SF ManagerまたはAdvancedCopy Manager CCMインストール時の「プログラムディレクトリ」です。
アクセスボリュームの情報が変更されている場合は、acarray removeコマンドを実行して装置情報を削除します。そのあと、acarray addコマンドを実行して再登録してください。
共有データ用共有ディスクの、ディレクトリとファイルを削除します。
「5.1.1.3.2 カスタマイズ手順」の手順1で作成した、共有データ用共有ディスクのディレクトリ配下をすべて削除してください。
停止したクラスタ業務をAdvancedCopy Manager CCM以外で使用する場合は、クラスタ業務を起動します。
クラスタ業務の起動方法は、使用するクラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
参照
コマンドの詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「コマンドリファレンス」を参照してください。