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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 / AdvancedCopy Manager 16.2 クラスタ適用ガイド
FUJITSU Storage

13.2.4 セカンダリノードでの設定解除

セカンダリノードで、各設定を解除します。

13.2.4.1 AdvancedCopy Managerマネージャーの設定解除

A.4.2 削除作業詳細」の「セカンダリノードの削除手順」に従って、AdvancedCopy Managerマネージャーの設定を解除します。

13.2.4.2 AdvancedCopy Manager CCMの設定解除

AdvancedCopy Manager CCMの設定を解除します。

  1. アドバンスト・コピーを停止します。

    AdvancedCopy Manager CCMで実行しているアドバンスト・コピーをすべて停止します。
    アドバンスト・コピーの停止方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「コマンドリファレンス」に記載されている、各コピーの停止コマンドを参照してください。

  2. 以下のコマンドを実行し、管理サービスを停止します。

    # acservice stop -lan

    コマンドの詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「コマンドリファレンス」を参照してください。

  3. .install.sysファイル、.stxc_install.sysファイル、sys.propertiesファイルを上書きコピーします。

    以下のコピー元のファイルをコピー先に上書きコピーしてください。

    コピー元ファイル名

    コピー先ファイル名

    /opt/FJSVccm/noncluster/micc/sys/.install.sys

    /opt/FJSVccm/micc/sys/.install.sys

    /opt/FJSVccm/noncluster/bin/.stxc_install.sys

    /opt/FJSVccm/bin/.stxc_install.sys

    /opt/FJSVccm/noncluster/sys/sys.properties

    /opt/FJSVccm/sys/sys.properties

  4. コピー元ファイルがあるディレクトリを削除します。

    以下のディレクトリごと削除してください。

    /opt/FJSVccm/noncluster

13.2.4.3 Storage Cruiserマネージャーの設定解除

Storage Cruiserマネージャーの設定を解除します。

  1. セカンダリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。

    共有データ用共有ディスクにほかのユーザーがアクセスしないようにして、セカンダリノードで以下のコマンドを実行します。

    # /opt/FJSVssmgr/cluster/esc_clunsetup

    共有データ用共有ディスクのデータ量に対してセカンダリノードのローカルディスクの空き容量が不足している場合は、以下のように、-lオプションを指定して実行します。

    # /opt/FJSVssmgr/cluster/esc_clunsetup -l
  2. 削除対象を確認します。

    ETERNUS SF Storage Cruiser settings were as follows.
          Cluster system : PRIMECLUSTER
          Node type      : Secondary
          Mount point    : /esfmnt
          IP Address     : 10.10.10.10
          Mode           : Normal
     (restore from Shared Disk)Manager cluster deletion : Are you sure? [y,n,?]

    クラスタ環境解除処理を中断する場合は"n"、処理を継続する場合は"y"を入力します。

  3. 以下のメッセージが表示されることを確認します。

    FJSVrcx:INFO:27703:esc_clunsetup:secondary node deletion completed

13.2.4.4 共通設定解除

  1. 5.2.2.1.2 共有ディスクのリンク設定」で設定した、シンボリックリンクを削除します。

  2. 5.2.1.1.3 動的ディスクのファイルコピー」の手順2で変更したディレクトリ名を、元のディレクトリ名に戻します。

  3. OSがETERNUS SF Managerの起動停止処理を制御する設定に戻します。

    1. セカンダリノードで、以下のコマンドを実行します。

      # ls /etc/rc*.d/*SFmanager*
    2. 上記のコマンドで出力されたすべてのファイルを、変更前のファイル名に戻します。

      ファイル名の先頭から"X"を削除して、リネームしてください。

      以下は、コマンド実行例です。

      # mv /etc/rc2.d/XS99startSFmanager /etc/rc2.d/S99startSFmanager
  4. ETERNUS SF Managerで使用する共有データ用共有ディスクを、セカンダリノードでアンマウントします。