セカンダリノードで、各設定を解除します。
「A.4.2 削除作業詳細」の「セカンダリノードの削除手順」に従って、AdvancedCopy Managerマネージャーの設定を解除します。
AdvancedCopy Manager CCMの設定を解除します。
アドバンスト・コピーを停止します。
AdvancedCopy Manager CCMで実行しているアドバンスト・コピーをすべて停止します。
アドバンスト・コピーの停止方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「コマンドリファレンス」に記載されている、各コピーの停止コマンドを参照してください。
以下のコマンドを実行し、管理サービスを停止します。
# acservice stop -lan
コマンドの詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「コマンドリファレンス」を参照してください。
.install.sysファイル、.stxc_install.sysファイル、sys.propertiesファイルを上書きコピーします。
以下のコピー元のファイルをコピー先に上書きコピーしてください。
コピー元ファイル名 | コピー先ファイル名 |
---|---|
/opt/FJSVccm/noncluster/micc/sys/.install.sys | /opt/FJSVccm/micc/sys/.install.sys |
/opt/FJSVccm/noncluster/bin/.stxc_install.sys | /opt/FJSVccm/bin/.stxc_install.sys |
/opt/FJSVccm/noncluster/sys/sys.properties | /opt/FJSVccm/sys/sys.properties |
コピー元ファイルがあるディレクトリを削除します。
以下のディレクトリごと削除してください。
/opt/FJSVccm/noncluster |
Storage Cruiserマネージャーの設定を解除します。
セカンダリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
共有データ用共有ディスクにほかのユーザーがアクセスしないようにして、セカンダリノードで以下のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVssmgr/cluster/esc_clunsetup |
共有データ用共有ディスクのデータ量に対してセカンダリノードのローカルディスクの空き容量が不足している場合は、以下のように、-lオプションを指定して実行します。
# /opt/FJSVssmgr/cluster/esc_clunsetup -l |
削除対象を確認します。
ETERNUS SF Storage Cruiser settings were as follows. Cluster system : PRIMECLUSTER Node type : Secondary Mount point : /esfmnt IP Address : 10.10.10.10 Mode : Normal (restore from Shared Disk)Manager cluster deletion : Are you sure? [y,n,?] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は"n"、処理を継続する場合は"y"を入力します。
以下のメッセージが表示されることを確認します。
FJSVrcx:INFO:27703:esc_clunsetup:secondary node deletion completed |
「5.2.2.1.2 共有ディスクのリンク設定」で設定した、シンボリックリンクを削除します。
「5.2.1.1.3 動的ディスクのファイルコピー」の手順2で変更したディレクトリ名を、元のディレクトリ名に戻します。
OSがETERNUS SF Managerの起動停止処理を制御する設定に戻します。
セカンダリノードで、以下のコマンドを実行します。
# ls /etc/rc*.d/*SFmanager* |
上記のコマンドで出力されたすべてのファイルを、変更前のファイル名に戻します。
ファイル名の先頭から"X"を削除して、リネームしてください。
以下は、コマンド実行例です。
# mv /etc/rc2.d/XS99startSFmanager /etc/rc2.d/S99startSFmanager |
ETERNUS SF Managerで使用する共有データ用共有ディスクを、セカンダリノードでアンマウントします。