Solaris/Linux環境におけるETERNUS SF Managerのインストール手順は、以下のとおりです。
注意
インストール時に指定する通信デーモンのポート番号は、ローカル業務用通信デーモンのポート番号です。クラスタ業務用通信デーモンのポート番号の設定は、「第8章 管理対象サーバ業務のカスタマイズ」を参照して、使用するクラスタソフトウェアに対応した手順で実施してください。
ETERNUS SF Managerが内部的に使用するユーザーID(例えば、15999)を決めます。
プライマリノードとセカンダリノードの/etc/passwdファイルを参照して、両ノードとも未使用のユーザーIDを割り当ててください。
プライマリノードで、以下の作業を実施します。
手順1で決めたユーザーIDをインストールパラメーター「esfpostgres_UID」に指定し、ETERNUS SF Managerをカスタムインストールします。ただし、共有ディスクにはインストールしないください。
詳細は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのインストール」を参照してください。
ETERNUS SF Managerをセットアップします。
詳細は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのセットアップ」を参照してください。なお、「運用管理サーバのIPアドレス情報の更新」は実施不要です。
必要に応じて、共有ディスクを作成します。
デーモンを停止します。
以下のシェルスクリプトを実行してください。
# /opt/FJSVesfcm/bin/stopesf.sh
以下のデーモンが停止します。
ETERNUS SF Manager Apacheデーモン
ETERNUS SF Manager Tomcatデーモン
ETERNUS SF Manager Postgresデーモン
ETERNUS SF AdvancedCopy Managerデーモン
SNMPトラップデーモン
ETERNUS SF Storage Cruiser Optimization Optionデーモン
セカンダリノードで、以下の作業を実施します。
手順1で決めたユーザーIDをインストールパラメーター「esfpostgres_UID」に指定し、ETERNUS SF Managerをカスタムインストールします。ただし、共有ディスクにはインストールしないください。
詳細は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのインストール」を参照してください。
インストール先には、プライマリノードで指定したパスと同じパスを指定してください。
ETERNUS SF Managerをセットアップします。
詳細は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのセットアップ」を参照してください。なお、「運用管理サーバのIPアドレス情報の更新」は実施不要です。
デーモンを停止します。
以下のシェルスクリプトを実行してください。
# /opt/FJSVesfcm/bin/stopesf.sh
以下のデーモンが停止します。
ETERNUS SF Manager Apacheデーモン
ETERNUS SF Manager Tomcatデーモン
ETERNUS SF Manager Postgresデーモン
ETERNUS SF AdvancedCopy Managerデーモン
SNMPトラップデーモン
ETERNUS SF Storage Cruiser Optimization Optionデーモン