ストレージ自動階層制御が管理するTierプールの上限は以下のとおりです。
なお、「Tierプールの総容量」とは、Tierプールの論理容量のことです。
装置ごとに作成できるTierプールの総容量の合計値と最大Tierプール数
装置ごとに作成できるTierプールの総容量の合計値の上限と最大Tierプール数は、使用するETERNUS ディスクアレイのFlexible Tier Poolの最大プール容量と最大プール数と同じです。
詳細は、使用するETERNUS ディスクアレイのマニュアルを参照してください。
ETERNUS SF Managerで管理できるTierプールの総容量の合計値
管理対象のストレージ装置台数にかかわらず1024TBです。
ETERNUS SF Managerで同時に評価可能なTierプールの使用容量の合計値
アクセス状況データを同一時間帯に評価できるTierプールの使用容量の合計値は、「表G.1 同時に評価可能なTierプールの使用容量の合計値」に示す上限があります。
例えば、ETERNUS DX600 S3の512TBのTierプールとETERNUS DX500 S3の384TBのTierプールが存在する場合は、各Tierプールの評価時間が重ならないように設定する必要があります。ただし、アクセス状況データの収集は同時に行えます。
評価対象のTierプールの構成 | 上限値 |
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ETERNUS DX S3 series (DX60 S3を除く)のTierプールが存在する場合 | 768TB |
上記以外 | 1024TB |