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ETERNUS SF Express 16.2 / Storage Cruiser 16.2 / AdvancedCopy Manager 16.2 導入ガイド
FUJITSU Storage

2.2.4 運用に必要な資源(Expressマネージャー運用時)

2.2.4.1 動的ディスク容量

ETERNUS SF Managerを運用するには、インストール対象のサーバのディスクに、「2.2.3.1 静的ディスク容量」のほかに以下の空き容量が必要です。

Windows環境の場合

ディレクトリ名称

必要量
(単位: MB)

説明

環境設定ディレクトリ

a + b

a:リポジトリ用データベースの容量です。詳細は「3.1.3 データベース領域の見積り」を参照してください。

b: 共通制御用リポジトリ容量です。詳細は「共通制御用リポジトリの見積り式」を参照してください。

作業用ディレクトリ

c + 20(注1)

c: 性能管理実施時に必要です。詳細は「性能管理実施時に必要な容量」を参照してください。
注1: ライセンス管理機能に必要な容量です。

Linux環境の場合

ディレクトリ名称

必要量
(単位: MB)

説明

/etc/opt/FJSVswstf

a

a: リポジトリ用データベースの容量です。詳細は「3.1.3 データベース領域の見積り」を参照してください。

/var/opt/FJSVssmgr

b

b: 性能管理実施時に必要です。詳細は「性能管理実施時に必要な容量」を参照してください。

/var/opt/FJSVesfcm

c

c: 共通制御用リポジトリ容量です。詳細は「共通制御用リポジトリの見積り式」を参照してください。

/var/opt/FJSVesflm

20

ライセンス管理機能に必要な容量です。

性能管理実施時に必要な容量

性能管理を実施する場合は、対象のストレージ装置の論理ユニット数(確保LU数)、ディスク筐体数(搭載DE数)に応じて、以下の容量を追加してください。

装置

ディスク所要量(単位: MB)

ETERNUS DX60/DX60 S2
ETERNUS DX80/DX80 S2
ETERNUS DX90/DX90 S2

8 × (240 + (1.2 + 0.3 × 搭載DE数 + 0.3 × (確保LU数 + 確保RAIDグループ数[注])) × 1440 + (95 × 搭載DE数) + (50 × (確保LU数 + 確保RAIDグループ数[注]))) / 1024 + 2.61

注: RAIDグループ数は、LUから作成されているRAIDグループの数です。

ETERNUS DX60 S3
ETERNUS DX200F

8 × (475 + (1.2 + 0.7 × 搭載DE数 + 0.4 × (確保LU数 + 確保RAIDグループ数[注])) × 1440 + (290 × 搭載DE数) + (76 × (確保LU数 + 確保RAIDグループ数[注]))) / 1024 + 2.25

注: RAIDグループ数は、LUから作成されているRAIDグループの数です。

ETERNUS DX100 S3
ETERNUS DX200 S3

8 × (774 + (2.2 + 0.7 × 搭載DE数 + 0.2 × NASボリューム数 + 0.4 × (確保LU数 + 確保RAIDグループ数[注])) × 1440 + (290 × 搭載DE数) + (38 × NASボリューム数) + (76 × (確保LU数 + 確保RAIDグループ数[注]))) / 1024 + 2.25

注: RAIDグループ数は、LUから作成されているRAIDグループの数です。

共通制御用リポジトリの見積り式

容量(MB) = 300 + (サーバ数 + スイッチ数 + 装置数 + ディスク数 + RAIDグループ数 + ボリューム数) / 100 + (サーバ数 + スイッチ数 + 装置数) × ユーザー数 / 500

  • サーバ数: 管理対象サーバの台数

  • スイッチ数: 管理対象のスイッチの台数

  • 装置数: 管理対象のETERNUS ディスクアレイの台数

  • ディスク数: 管理対象の各ETERNUS ディスクアレイに搭載されているディスク台数の総和

  • RAIDグループ数: 管理対象のRAIDグループ数

  • ボリューム数: 管理対象のボリューム数

  • ユーザー数: Webコンソールを使用するユーザー数(ユーザーアカウント数)

2.2.4.2 メモリ容量

ETERNUS SF Managerを運用するために、インストール対象のサーバに以下のメモリ追加が必要です。

2.7GB

ETERNUS SF Managerの管理可能な環境は、「付録G 管理可能な環境の上限」を参照してください。

注意

スワップを設定してください。容量は、オペレーティングシステムの推奨する値を設定してください。