Windows環境において、以下条件を満たす場合のswstbackupコマンドの動作を変更しました。
-Xflushオプションが指定されていない。かつ
バックアップ用業務ボリュームロック動作指定ファイルに、BufferFlushOnlyパラメーターの記述がない。
または、バックアップ用業務ボリュームロック動作指定ファイルが存在しない。
バージョン | 非互換の内容 |
---|---|
14.2以前 | 業務ボリュームをロックします。 |
15.0以降 | 業務ボリュームのファイルシステムのバッファーをフラッシュします。 |
参考
Windows環境における、swstbackupコマンドの-Xflushオプションとバックアップ用業務ボリュームロック動作指定ファイルの関係は、以下のとおりです。
バージョン | -Xflush | BufferFlushOnlyの値がonの場合 | BufferFlushOnlyの値がoffの場合 | BufferFlushOnlyパラメーターの記述がない場合 | バックアップ用業務ボリュームロック動作指定ファイルが存在しない場合 |
---|---|---|---|---|---|
14.2以前 | 指定なし | Flush | Lock | Lock | Lock |
指定あり | Flush | Flush | Flush | Flush | |
15.0以降 | 指定なし | Flush | Lock | Flush | Flush |
指定あり | Flush | Flush | Flush | Flush |
Lock: 業務ボリュームをロックします。
Flush: 業務ボリュームのファイルシステムのバッファーをフラッシュします。