旧バージョンのList Creatorからバージョン/レベルアップした場合にお読みください。
List Creator V10.0.0での集団印刷の変更について
以下に、List Creator V9.3.1からList Creator V10.0.0における、集団印刷の変更点について説明します。
マルチフォーム出力、および組合せフォーム出力で「集団印刷とBREAKを連携する」を指定した帳票から指定していない帳票に切り替えた場合、切り替え後の帳票で集団印刷時にBREAKが発生した時の動作を以下のように変更しました。
印刷優先順位の指定が無効にならず、集団印刷が解除されない場合がある。
印刷優先順位の指定が無効になり、集団印刷が解除される。
なお、List Creator V9.3.1以前の動作に戻すことができます。
詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のList Creatorの環境設定コマンドの「マルチフォーム出力、および、組合せフォーム出力時の「集団印刷とBREAKを連携する」場合の動作」に関する記載を参照してください。
明細パーティションが複数定義されており、かつ「集団印刷とBREAKを連携する」を指定した帳票の出力時、集団印刷時にBREAKが発生した場合の動作を以下のように変更しました。
改ページ、または改フレーム後に集団印刷が解除される場合がある。
改ページ、または改フレーム後に集団印刷が解除されない。
なお、List Creator V9.3.1以前の動作に戻すことができます。
詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のList Creatorの環境設定コマンドの「複数の明細パーティション出力時の「集団印刷とBREAKを連携する」場合の動作」に関する記載を参照してください。
List Creator V10.0.0でのList Worksへの電子保存時の変更について
以下に、List Creator V9.3.1からList Creator V10.0.0における、List Worksへの電子保存時の変更点について説明します。
組合せフォーム出力で電子保存した帳票を印刷する場合、途中のページから指定どおりに用紙の切替えが行われない問題がありましたが、正しく用紙切替えが行われるようになりました。
なお、帳票出力環境設定ファイルで「LWOLDPRINTSIDE」に「C」を指定することで、V9.3.1以前の動作に戻すことができます。詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”の帳票出力環境設定ファイルの記載を参照してください。
List Creator V10.0.0でのJavaインタフェースの動作環境について
List Creator V10.0.0のJavaインタフェースにおいて、J2SE 1.2.2, J2SE 1.3はサポート対象外となりました。
Javaインタフェースを使用する場合は、J2SE 1.4.2以降を使用してください。
なお、Javaインタフェースを使用した既存のユーザアプリケーションを修正する必要はありません。
List Creator V10.0.0でのコネクタ連携機能のサービスのJava実行環境について
List Creator V10.0.0のコネクタ連携機能において、サービスの動作環境としてJ2SE 1.3.1はサポート対象外となりました。
コネクタ連携機能のセットアップ時にJava実行環境を指定する場合は、J2SE 1.4.2以降のインストールディレクトリを指定してください。
List Creator V9.3.1でのList Worksへの電子保存時の変更について
以下に、List Creator V9.3.0からList Creator V9.3.1における、List Worksへの電子保存時の違いについて説明します。
OCR-B項目の出力時、直前に出力した文字項目の拡大/縮小属性が引き継がれ、OCR-B文字が拡大/縮小されていましたが、正しく出力されるようになりました。なお、帳票出力環境設定ファイルで「LWOLDOCRB」に「C」を指定することで、V9.3.0以前の動作に戻すことができます。
詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”の帳票出力環境設定ファイルの記載を参照してください。
List Creator V9.3.0 でのWebプラグインの印刷画面の変更について
以下に、List Creator V9.1.0からList Creator V9.3.0における、Webプラグインの印刷画面の変更について説明します。
印刷画面の初期値として、帳票業務情報のプロパティで指定した値が反映されるようになります。
なお、List Creator V9.1.0以前と同じ初期値とすることができます。詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”の印刷画面の初期値の優先順位についての記載を参照してください。
List Creator V9.3.0での印刷時の変更について
以下に、List Creator V9.1.0からList Creator V9.3.0における、印刷時の変更について説明します。
矩形テキスト項目で、1行内に収まる文字列が次の行に出力されたり、分割されて次の行に出力されたりしていましたが、正しい行に出力されるようになりました。
List Creator V9.3.0でのPDF変換機能の変更について
以下に、List Creator V9.1.0からList Creator V9.3.0における、PDF変換機能の違いについて説明します。
PDFフォント登録機能で、以下のフォントを指定した場合は無効でしたが、有効になります。
FUJ 明朝体
FUJ ゴシック体
@FUJ 明朝体
@FUJ ゴシック体
List Creator V9.3.0でのVSPシリーズのサポートプリンタについて
List Creator V9.3.0より、VSPシリーズのサポートプリンタは、List Creator V9.3.0出荷時点(2011年8月)で保守中のプリンタのみ記載するように変更しました。
なお、保守サポートが終了したVSPシリーズのプリンタについても、出力結果を保証します。
List Creator V9.1.0でのエラー詳細コードの変更について
以下に、List Creator V9.0.0からList Creator V9.1.0において、帳票出力時のエラー詳細コード(ソースが「ListCREATOR_MeFt」のシステムログ)で、変更されたエラー詳細コードについて説明します。
なお、List Creatorが通知するエラー詳細コード(ソースが「ListCREATOR_MeFt」のシステムログ)については、オンラインマニュアル“メッセージ集”を参照してください。
Excelファイル出力時に通知されるエラー詳細コードが一部変更されます。変更されるエラー詳細コードを以下に示します。エラーの原因、および対処方法については、変更ありません。
List Creator V9.0.0 | List Creator V9.1.0以降 | 原因 |
---|---|---|
18-4e11 | 18-4310 | Excelファイル出力時にExcelファイル出力機能からエラーが通知されました。 |
18-4e21 | 18-4320 | |
18-4eb0 | 18-43b0 | |
21-0eb3 | 21-03b0 | Excelファイル出力時にExcelファイル出力機能からメモリ不足が通知されました。 |
21-0eb4 | 21-03b1 | |
21-0eb5 | 21-03b2 | |
21-0eb6 | 21-03b3 | |
21-0eb7 | 21-03b4 | |
21-0eb8 | 21-03b5 | |
21-0ef9 | 21-03f2 | |
21-0efa | 21-03f3 | |
21-4e12 | 21-4310 | |
21-4e21 | 21-4320 | |
9H-0e14 | 9H-0310 | Excelファイル出力時にExcelファイル出力機能のローディングに失敗しました。 |
9H-0e15 | 9H-0311 | |
9M-0eb3 | 9M-03b0 | Excelファイル出力時にExcelファイル出力機能からエラーが通知されました |
9M-0eb4 | 9M-03b1 | |
9M-0eb5 | 9M-03b2 | |
9M-0eb6 | 9M-03b3 | |
9M-0eb7 | 9M-03b4 | |
9M-0eb8 | 9M-03b5 | |
9M-0ef2 | 9M-03f2 | |
9M-0ef3 | 9M-03f3 | |
9M-4e11 | 9M-4310 | Excelファイル出力時にExcelファイル出力機能の初期化処理からエラーが通知されました。 |
9M-4e21 | 9M-4320 | Excelファイル出力時にExcelファイル出力機能の終了処理からエラーが通知されました。 |
X1-4e20 | X1-4320 | Excelファイル出力時にExcelファイル出力機能の上限値を超えました。 |
X1-4eb0 | X1-43b0 | |
X1-4eb1 | X1-43b1 | |
X1-4eb2 | X1-43b2 | |
X1-4eb3 | X1-43b3 | |
X1-4eb4 | X1-43b4 | |
X1-4ef0 | X1-43f0 | |
X1-4ef1 | X1-43f1 | |
X2-4e20 | X2-4320 | Excelファイル出力時にExcelファイル出力機能の出力可能なシート範囲を超えた位置に出力されました。 |
X2-4eb0 | X2-43b0 | |
X2-4eb1 | X2-43b1 | |
X2-4eb2 | X2-43b2 | |
X2-4eb3 | X2-43b3 | |
X2-4eb4 | X2-43b4 | |
X2-4ef0 | X2-43f0 | |
X2-4ef1 | X2-43f1 |
List Creator V9.1.0でのExcelファイル出力時の変更について
以下に、List Creator V9.0.0からList Creator V9.1.0における、Excelファイル出力時の変更について説明します。
Excelファイル出力の機能追加により、帳票定義情報で定義した以下の項目がExcelファイルに出力されるようになります。
オーバレイ
バーコード項目
組込みメディア項目
なお、Excel文書情報ファイル、またはExcel環境設定ファイルの指定により、List Creator V9.0.0と同じ出力結果にすることができます。Excel文書情報ファイル、またはExcel環境設定ファイルについては、オンラインマニュアル“Excelファイル出力機能編”を参照してください。
以下のように定義されている数字項目に「0」を指定してExcelファイルを出力した場合、空白となっていましたが、印刷、およびPDFファイル保存時に合わせ、「.0」が表示されるように変更しました。
編集形式 : 「ZZZZZZZ」
全ゼロサプレス : 行わない
小数部の編集形式 : 「9ZZ」または「ZZZ」
List Creator V9.1.0での集団印刷の罫線出力抑止の変更について
以下に、List Creator V9.0.0からList Creator V9.1.0における、集団印刷の罫線出力抑止の違いについて説明します。
集団印刷の罫線出力抑止を利用している場合、改行数分だけ項目や罫線の出力位置がずれる問題がありましたが、正しい出力位置に出力できるようになりました。
List Creator V9.1.0でのPDF変換機能の変更について
以下に、List Creator V9.0.0からList Creator V9.1.0における、PDF変換機能の違いについて説明します。
PDFメール配信の再送処理が無制限に繰り返されていましたが、最大60回に変更しました。再送処理を60回行っても再送できなかったメールは送信キューより削除されます。
List Creator V9.1.0でのメッセージの出力形式の変更について
以下に、List Creator V9.0.0からList Creator V9.1.0における、システムログに通知されるメッセージの出力形式の変更について説明します。
以下の機能がシステムログに通知するメッセージの出力形式を修正しました。
COBOLアプリケーション連携機能のエラーメッセージ
監査証跡ログ採取時のメッセージ
オンラインマニュアル“メッセージ集”に記載されているメッセージの出力形式で出力されるようになります。
List Creator V9.0.0以前の場合
UX:FJSVoast:(重要度) (メッセージ本文)
List Creator V9.1.0以降の場合
UX:FJSVoast: (重要度): (メッセージ本文)
List Creator V9.0.0でのシステムログに通知するメッセージの変更について
以下に、List Creator V9.0.0とList Creator V8.0.1以前の帳票出力時のエラーメッセージの違いについて説明します。
帳票出力時のエラーメッセージのうち、システムログに通知するメッセージの先頭にメッセージIDを追加しました。これにより、オンラインマニュアル“メッセージ集”から該当するメッセージの原因と対処が簡単に検索できるようになりました。
List Creator V9.0.0での帳票出力時のエラーメッセージの変更について
以下に、List Creator V8.0.1からList Creator V9.0.0において、帳票出力時のエラーメッセージで変更されたメッセージについて説明します。
prprint、prprintx、prtestコマンドで通知されるエラーメッセージ
List Creator V8.0.1のメッセージ | List Creator V9.0.0以降のメッセージ |
---|---|
PDFファイルの格納先ファイル名が長すぎます.格納先ファイル名は512 バイト以下で指定してください. (The PDF destination file path is too long. Please name not exceeding 512 bytes.) | 00302 ファイルの格納先ファイル名が長すぎます.格納先ファイル名は512 バイト以下で指定してください. (The destination file path is too long. Please name not exceeding 512 bytes.) |
List Creator V9.0.0での印刷時の変更について
以下に、List Creator V8.0.1からList Creator V9.0.0における、印刷時の変更について説明します。
マルチフォーム出力で帳票を切り替えたときに、給紙方法/給紙口名も切り替える(各帳票で指定した給紙方法/給紙口名を有効にする)指定を行って出力した場合、以下の条件の場合では定義にしたがって給紙されませんでしたが、定義した給紙方法/給紙口名で切り替えて給紙されるように変更しました。
給紙方法が変更にならずに給紙口名のみが変更となった場合
給紙口名が変更にならずに給紙方法のみが変更となった場合
日本語フォントにゴシック体を指定している項目を定義した帳票を、FNP出力して印刷した場合、明朝体で出力されていましたが、ゴシック体で出力されるように変更しました。
List Creator V8.0.0でのメッセージの変更について
以下に、List Creator 7.0からList Creator V8.0.0において、帳票出力時のエラーメッセージで変更されたメッセージについて説明します。
prprint、prprintx、prtestコマンドで通知されるエラーメッセージ
List Creator 7.0のメッセージ | List Creator V8.0.0以降のメッセージ |
---|---|
認識できない文です.データ定義を修正してください. (%1) (There is a sentence which cannot be recognized. Please correct the data definition. (%1)) | 00038 帳票に未サポートの機能を定義している可能性があります. 使用している製品のバージョンを確認するか、データ定義の拡張定義タブを修正してください.(定義内容:%1) (There is a possibility of defining the function of the unsupport in the form. Please correct the enhancing definition tab of the data definition. whether to confirm the version of the product used.(content of definition: %1)) |
認識できない演算子です.データ定義を修正してください. (%1) (There is an operator which cannot be recognized. Please correct the data definition. (%1)) | 00039 帳票に未サポートの機能を定義している可能性があります. 使用している製品のバージョンを確認するか、データ定義のデータ定義タブを修正してください. (定義内容:%1) (There is a possibility of defining the function of the unsupport in the form. Please correct the tab of the definition of the data of the data definition. whether to confirm the version of the product used.(content of definition: %1)) |
明細段落の条件の記述形式に誤りがあるため処理できません.データ定義を修正してください. (It finds the mistake in the format of the condition in the DETAIL paragraph. Please correct the data definition.) | 00055 明細段落の条件に指定した項目または定数の型が不当である、または、明細段落の条件に指定した項目の入力データがないため処理できません.データ定義、または入力データを修正してください.(定義内容:%1) (The type of the item or the constant specified for the condition in the details paragraph is unjustified or it is not treatable because there is no input data of the item specified for the condition in the details paragraph. Please correct the data definition or input data.(content of definition: %1)) |
帳票の出力中にエラーが発生しました.組込みメディア項目に指定されたファイルが存在しない、またはアクセス権がない、または組込みメディア項目の項目長が不足しています.詳細コード:[%1] (Error occurred during outputting form. The file name as media item does not exist, there is no access authority, or the length of media item are insufficient.Detail code: [%1]) | 00295 帳票の出力中にエラーが発生しました.組込みメディア項目に指定されたファイルが存在しない、またはアクセス権がない、または組込みメディア項目の項目長が不足しています.帳票、入力データ、帳票出力時に指定したファイル名などを見直してください.詳細コード:[%1] (Error occurred during outputting form. The file name as media item does not exist, there is no access authority, or the length of media item are insufficient.Please review the file name etc. specified when the form is output the from and input data. Detail code: [%1]) |
指定したファイルまたはディレクトリにアクセスできません.詳細コード:[%1] (There is not access privilege to named file or directory. Detail code:[%1]) | 00325 指定したファイル、ディレクトリ、またはプリンタにアクセスできません.詳細コード:[%1] (There is not access privilege to named file, directory or printer. Detail code:[%1]) |
フレーム段落の条件の記述形式に誤りがあるため処理できません.データ定義を修正してください. (Since an error is in the description form of the conditions of a frame paragraph, it cannot process. Please correct the data definition.) | 00514 フレーム段落の条件に指定した項目または定数の型が不当である、または、フレーム段落の条件に指定した項目の入力データがないため処理できません.データ定義、または入力データを修正してください.( 定義内容:%1) (The type of the item or the constant specified for the condition in the frame paragraph is unjustified or it is not treatable because there is no input data of the item specified for the condition in the frame paragraph. Please correct the data definition or input data. (content of definition: %1)) |
OWFファイルの生成に失敗しました.(詳細コード:%1) (Generation of an OWF file went wrong.(Detail code:%1)) | 34006 OWFファイルの生成に失敗しました.%1(%2) (Generation of an OWF file went wrong.%1(%2)) |
prputprtコマンドのアプリケーションサーバ側で通知されるエラーメッセージ
List Creator 7.0のメッセージ | List Creator V8.0.0以降のメッセージ |
---|---|
通信対象のコンピュータの電源が投入されていない、通信対象のコンピュータのケーブル接続不良、または、通信対象のコンピュータがビジーの状態のため、通信がタイムアウトしました.システム管理者に連絡して、通信対象のコンピュータの状態を確認してください.通信対象コンピュータ:%1 詳細情報:%2 (The time out of connection was occurred, because the remote computer shuts off, the cable is not connected or remote computer is busy.Please call the system manager and confirm status of the remote computer.Computer name:%1 Detail code:%2 ) | 09025 通信対象のコンピュータの電源が投入されていない、通信対象のコンピュータのケーブル接続不良、または、通信対象のコンピュータがビジーの状態のため、通信がタイムアウトしました.システム管理者に連絡して、ネットワーク環境を確認してください.通信対象コンピュータ:%1 詳細情報:%2 (The time out of connection was occurred, because the remote computer shuts off, the cable is not connected or remote computer is busy.Please call the system manager and confirm status of the remote computer.Computer name:%1 Detail code:%2 ) |
List Creator V8.0.0でのPDF変換機能の変更について
以下に、List Creator V8.0.0とList Creator 7.0以前とのPDF変換機能の違いについて説明します。
Code3 of 9(EIAJ準拠)バーコードの可読文字の大きさが、見読性の向上のため、一回り大きく描画されます。
Code128バーコードのシンボルチェックキャラクタが描画されません。JIS X0504に準拠します。
PDFフォント登録機能の登録内容が変更されます。UNICODE化された2バイト欧文フォントに対応するため、PDFフォント登録機能の登録内容を追加しました。
enttコマンドを使用して欧文フォントを登録した場合、同一フォント名で2つ登録を行う場合があります。
このため、lsttコマンドで一覧を表示させたとき、同一フォント名で2つ登録結果が表示されます。
また、登録されたフォントをrmttコマンドで削除する場合は、同一フォント名を2つとも削除してください。
Code128、EAN-128バーコードを使用した場合、コード符号化の最適化を行ったため、同じコードを入力しても7.0以前とバーパターンが異なる場合があります。
ただし、バーコードの読取結果に差異はありません。
組込みメディア項目に指定された画像ファイルが破損しているなど画像ファイルの形式に異常があった場合、エラーメッセージを出力して異常終了するように変更しました。
エンベッドする文字範囲の指定において、「富士通JEF拡張文字の範囲内でエンベッドを行う」指定をした際にエンベッドされる文字のコード範囲を変更しました。
制御文字(Shift-JISコードで0x0000~0x001F)はエンベッドされなくなりました。
NEC拡張漢字 374文字(Shift-JISコードで0xED40~0xEEFC)がエンベッドされます。
IBM拡張漢字 388文字(Shift-JISコードで0xFA40~0xFC4B)がエンベッドされます。
NEC特殊文字 83文字(Shift-JISコードで0x8740~0x879C)がエンベッドされます。
PDFメール配信機能のメールテンプレートファイルに指定した空行が削除されるようになりました。
List Creator V8.0.0でのフリーフレーム形式の帳票出力の変更について
以下に、List Creator V8.0.0とList Creator 7.0以前とのフリーフレーム形式の帳票出力の違いについて説明します。
フリーフレーム形式において、以下が定義されている帳票を出力した場合、フレームの最後に出力するパーティションがフレームに収まる縦幅であるにもかかわらず、改フレームまたは改ページされて出力されていましたが、収まって出力されるように変更しました。
行ピッチがフレームパーティションの縦幅以上で指定されている
印刷前改行数に1以上が指定されているフレームパーティションをフレームの先頭に配置している
なお、List Creator V7.0以前の動作に戻すことができます。
詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のList Creatorの環境設定コマンドの「フリーフレーム形式の改フレーム/改ページの動作」に関する記載を参照してください。
List Creator V8.0.0での帳票出力時の変更について
以下に、List Creator V8.0.0とList Creator V7.0L10以前との帳票出力時の変更について説明します。
UNICODEの入力データを使用して帳票を出力した際、稀に発生する以下の問題を改善しました。
OSや出力先を変更すると、環境によって出力結果が一致しない。
フォントデザインによって全角/半角の判定が異なる場合があり、文字間隔が広がったり、文字が重なったりする。
項目のプロパティで横幅を指定した場合、指定した文字幅で正しく出力されない。
なお、帳票出力情報ファイルの「USECHARTYPE」に「NONE」を指定することで、V7.0L10以前の動作に戻すことができます。
詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。
List Creator V8.0.0での電子保存時の変更について
以下に、List Creator V8.0.0とList Creator 7.0以前での電子保存時の違いについて説明します。
帳票のプロパティの[拡大/縮小印刷]タブで、任意印刷サイズに「任意」を指定し、かつ「等方性の保証」を指定しない場合、指定した横幅、縦幅が逆転して電子保存されていましたが、指定された横幅、縦幅で電子保存されるように変更しました。
List Creator 7.0でのPDF変換機能の変更について
以下に、List Creator 7.0とList Creator 6.0以前とのPDF変換機能の違いについて説明します。
PDFメール配信機能のメールテンプレートファイルに指定した空行が反映されるようになりました。
PDF変換機能において、フォントに「MSゴシック」を指定している項目を定義した帳票を、文字コード系がUNICODE(UTF8)の実行環境(環境変数LANGにja_JP.UTF-8を指定)でPDFファイル生成した場合、明朝体で出力されていましたが、ゴシック体で出力されるようになりました。
List Creator 7.0でのシステムログに通知するメッセージの変更について
以下に、List Creator 7.0とList Creator 6.0以前の帳票出力時のエラーメッセージで変更されたメッセージについて説明します。
データ定義の拡張定義タブに指定が無い帳票を出力した場合
List Creator 6.0以前の場合
ファイル解析中に内部エラーが発生しました。(拡張定義セクション無し)
List Creator 7.0以降の場合
データ定義の拡張定義タブの指定がありません。データ定義を修正してください。
List Creator 6.0でのフォントに関する変更について
以下に、List Creator 6.0とListCREATOR 10.2以前とのフォントに関する違いについて説明します。
List Creator 6.0以降では、次に指定した文字のフォントがList Creator デザイナで設定した各項目のプロパティの[フォント]タブの「英文フォント」の指定にしたがって出力されます。
このため、「英文フォント」に日本語に対応していないフォントが指定されている時には文字が化ける場合があります。なお、ListCREATOR 10.2以前では明朝で出力されていました。
数字項目の日付区切文字(「年」、「月」、「日」)
数字項目の符号文字(日本語文字)挿入時の符号
数字項目に対する集団印刷(集団文字に日本語を指定した場合)時の文字
OCR-B項目に対する集団印刷(集団文字に日本語を指定した場合)時の文字
[対処方法]
上記の対象文字を指定する場合は、[フォント]タブの「英文フォント」に日本語に対応しているフォントを設定するように修正してください。
帳票出力時の留意事項
List Creator V8.0.0より、UNICODE文字の出力、およびPDFファイル保存時に使用する全半角テーブルを変更しました。これにより、List Creator V7.0L10以前からList Creator V8.0.0以降にバージョンアップした際、文字が重なるなどの現象が発生する場合があります。
なお、帳票出力情報ファイルの「USECHARTYPE」に「NONE」を指定することで、V7.0L10以前の動作に戻すことができます。
詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。