ここでは、List Creator V6.0L10からList Creator V7.0L10 への機能追加について説明します。
帳票表現力
集団印刷の情報として以下の情報が指定できるようになりました(集団印刷を行う項目が所属するパーティションに「高さを拡張して全体出力」指定がない場合にのみ指定できます)。
罫線の出力を抑止
罫線の出力を抑止した場合の項目の配置(先頭、中央、最後)
罫線の出力を抑止した場合の矩形テキスト項目の拡張方法(すべてのデータを出力、パーティションの範囲内で出力)
矩形テキスト項目に以下の情報が指定できるようになりました。帳票ごとに指定できます(矩形テキスト項目ごとには指定できません)。
行頭禁則文字
行末禁則文字
矩形テキスト項目に以下の情報が指定できるようになりました。
句読点のぶら下げ
行頭/行末禁則
追い出し後の両端揃え
組込みメディア項目に以下の情報が指定できるようになりました。
メディアデータの解像度で出力(クリッピング指定がある場合にのみ指定できます)
透過色
数字項目に以下の編集形式が指定できるようになりました。
通貨記号の後方出力
「ZZZ,ZZ9\」、「ZZZ,ZZ9\CR」、「ZZZ,ZZ9CR\」、「ZZZ,ZZ9\DB」、「ZZZ,ZZ9DB\」、「ZZZ,ZZ9\-」、「ZZZ,ZZ9-\」、「-ZZZ,ZZ9\」、「---,--9\」を指定できます(編集形式の分類が「通貨」の場合のみ指定できます)。
先頭の通貨記号、または符号の浮動位置出力
「-\\\,\\9」、「\---,--9」の場合に指定できます(編集形式の分類が「通貨」の場合のみ指定できます)。
数字項目の編集形式の分類が「通貨」の場合、通貨記号に4バイトまでの文字が指定できるようになりました。
以下の項目に、上向き、下向き、左向きの文字列方向が指定できるようになりました。
固定リテラル項目
数字項目
テキスト項目
OCR-B項目
日付項目
時刻項目
固定リテラル項目、テキスト項目、日付項目、時刻項目の文字ピッチに1.5ピッチが指定できるようになりました。
PDFファイル保存時に、組込みメディア項目にPNGデータが出力できるようになりました。
設計時の操作性
Microsoftが規定しているschema.iniファイルを使用して帳票を作成できるようになりました。
パーティション罫線、オーバレイ直線の水平線、および垂直線を、罫線の延長線上にある罫線に簡単に接続できるようになりました。
フリーフレーム形式の場合、オーバレイの非表示状態でフレームパーティション内に定義されている項目、パーティション罫線のみを編集することができるようになりました。
フリーフレーム形式の場合、ヘッダパーティション、ボディパーティション、およびフッタパーティションのサイズをルーラー上でマウスで操作することにより変更できるようになりました。
読み取り専用の帳票の場合、タイトルバーの帳票名の右横に「(読み取り専用)」と表示され、変更内容を保存できないことが分かるようになりました。
KOL5形式でオーバレイ文字を作成、サイズ変更する場合に、文字列を両端揃えで編集できるようになりました。
オーバレイ文字を、範囲指定して挿入できるようになりました。
オーバレイ文字のフォントサイズを固定できるようになりました。
オーバレイ文字の文字の向きを指定するときの操作性を改善しました。
下敷きイメージのオーバレイ変換時にカラーイメージを認識できるようになりました。
下敷きイメージをカラーで表示できるようになりました。
オーバレイユーティリティで、カラーイメージの生成および認識ができるようになりました。
ショートカットキーを押下することで、編集操作ができるようになりました。
帳票様式定義画面で、帳票業務情報を設定できるようになりました。
名前を付けて保存することができるようになりました。
帳票出力
集計表形式およびフリーフレーム形式の場合、1パーティションに出力できる項目の最大数を128項目から2000項目に拡張しました。
コネクタ連携機能の使用時に、帳票出力サーバとしてSolarisおよびLinuxが使用できるようになりました。
他製品連携
コネクタ連携機能の使用時に、List Managerと連携できるようになりました。
コネクタ連携機能の使用時に、負荷分散装置(IPCOM)、および負荷分散ソフトウェア(Traffic Director)を使用できるようになりました。
ApworksからList Creator デザイナを起動して、帳票定義情報を新規作成・更新できるようになりました。
XBRLファイルを読み込んで、帳票レイアウト情報に定義することができるようになりました。
保守
帳票様式定義の仕様印刷で印刷できる情報を追加しました。
List Creator デザイナで、帳票を出力するためのJava言語用インタフェースとなるJavaクラスライブラリを開発環境として提供しました。
これにより、List Creator デザイナでJavaインタフェースのアプリケーションソースをコンパイルすることができるようになりました。