エラーメッセージ
apagt: エラー: アプリケーション( PID=aaaa ) が XX:XX からYY:YY までの稼動ポリシーに違反しました。(アプリケーションのフルパス) |
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:V11.0L10以降
対処1
確認ポイント
OSの起動時に出力された稼働ポリシー違反イベントではありませんか。
原因
アプリケーション管理サービスが、監視しているアプリケーションより先に起動する場合、稼働ポリシー違反イベントが出力される場合があります。
対処方法
以下のどちらかの対処をしてください。
稼働監視の設定で、監視しているアプリケーションが起動している時間帯を指定し、監視してください。
apl_monitor_event(アプリケーションの稼働監視イベント抑止/再開コマンド)で、アプリケーションの稼働監視イベントを抑止/再開できます。監視対象のアプリケーション起動後に、apl_monitor_event -Sを実行し、監視対象のアプリケーションの停止前に、apl_monitor_event -Pを実行する運用を検討してください。
apl_monitor_event(アプリケーションの稼働監視イベント抑止/再開コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
対処2
確認ポイント
カレントパス起動のアプリケーションに対し、インストールディレクトリを指定していませんか。
なお、カレントパス起動であるかどうかは下記の方法で確認できます。
【Solaris】
Solaris 9
ps -e -opid -ofname -oargs |
Solaris 10以降
ps -opid -ofname -oargs -z `/usr/bin/zonename` |
【Linux】
ps -e -opid -ofname -oargs |
出力例)
PID COMMAND COMMAND |
出力結果の後ろ側のCOMMANDのフィールドが実行ファイル名のみの場合が該当します。
原因
カレントパス起動のアプリケーションを監視する際は、インストールディレクトリには何も指定する必要はありません。
誤ってインストールディレクトリを指定した場合、アプリケーションが監視されません。
対処方法
インストールディレクトリに指定しているディレクトリを削除してください。