ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

7.15 監視しているアプリケーションが起動しているのに稼働ポリシー違反イベントが出力される

エラーメッセージ

apagt: エラー: アプリケーション( PID=aaaa ) が XX:XX からYY:YY までの稼動ポリシーに違反しました。(アプリケーションのフルパス)

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

OSの起動時に出力された稼働ポリシー違反イベントではありませんか。

原因

アプリケーション管理サービスが、監視しているアプリケーションより先に起動する場合、稼働ポリシー違反イベントが出力される場合があります。

対処方法

以下のどちらかの対処をしてください。

対処2

確認ポイント

カレントパス起動のアプリケーションに対し、インストールディレクトリを指定していませんか。

なお、カレントパス起動であるかどうかは下記の方法で確認できます。

【Solaris】

Solaris 9

ps -e -opid -ofname -oargs

Solaris 10以降

ps -opid -ofname -oargs -z `/usr/bin/zonename`

【Linux】

ps -e -opid -ofname -oargs

出力例)

PID COMMAND COMMAND
7777 crond crond

出力結果の後ろ側のCOMMANDのフィールドが実行ファイル名のみの場合が該当します。

原因

カレントパス起動のアプリケーションを監視する際は、インストールディレクトリには何も指定する必要はありません。

誤ってインストールディレクトリを指定した場合、アプリケーションが監視されません。

対処方法

インストールディレクトリに指定しているディレクトリを削除してください。