抹消線の出力位置をカスタマイズする場合に指定します。
文字の高さから算出される抹消線の出力位置からの移動量を、4桁以内の符号付き数字(1/1440インチ単位)で指定します。
有効な指定範囲は、+3000~-3000です。
+指定で下に移動し、-指定で上に移動します。符号は省略できません。
符号と数字の間には、空白やタブなどを含めずに指定します。
+0
出力するすべての抹消線(二重抹消線を含む)に有効な指定です。項目ごとに変更することはできません。
以下の場合、指定は無効となり、抹消線の出力位置は変更されません。
符号の指定がない((例) 100)
符号と数字の間に空白が入っている((例) + 100)
移動量が5桁以上で指定されている((例) +00100)
移動量が上限値/下限値を超えている((例) -4000)
抹消線出力時の上下移動とは、文字パターンの上端側および下端側を意味します。文字列方向が右(0度)以外の場合も、それぞれの方向にしたがって移動します。