項目の網がけ属性を動的に設定します。なお、色は一律灰色になります。プリンタ機能でだけ有効な機能です。プリンタ情報ファイルのPRTITEMCTL(項目制御部拡張指定)で「5」を指定したときに有効です。網がけの詳細については網がけの印刷を参照してください。
void ps_set_item_hatch(
PSPUCHAR field,
PSUCHAR value);
field | : | 属性を設定する項目を指定します。 | ||
value | : | 設定する網がけ属性を指定します。値とその意味は以下のとおりです。 | ||
PS_HATCH_NORMAL | : | 網がけをしません。 | ||
PS_HATCH_0050 | : | 5.0%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0100 | : | 10.0%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0125 | : | 12.5%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0200 | : | 20.0%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0250 | : | 25.0%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0300 | : | 30.0%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0375 | : | 37.5%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0400 | : | 40.0%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0500 | : | 50.0%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0600 | : | 60.0%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0625 | : | 62.5%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0700 | : | 70.0%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0750 | : | 75.0%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0800 | : | 80.0%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0875 | : | 87.5%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_0900 | : | 90.0%の網がけを出力します。 | ||
PS_HATCH_1000 | : | 100.0%の網がけを出力します。 |
定義体を帳票に印刷するとき、項目名"W001"に10.0%の網がけを付けて出力します。
PSFILE psfile; SAMPLE samp; PSUSHORT Error; psfile = ps_open("PRTFILE",PS_OPEN_PRT,&Error,0); ps_set_formatsize(psfile,"SAMPLE",s_SAMPLE); ~ レコードデータ領域 samp へのデータ設定 ~ ps_set_item_hatch(samp.W001,PS_HATCH_0100); ps_write(psfile,PS_WRITE_NORMAL,"SCREEN",&samp,0);
項目ごとの特殊レジスタEDIT-OPTION3に指定する。
特殊レジスタEDIT-OPTION3 | : | 設定する網がけ属性を指定します。値とその意味は以下のとおりです。 | ||
" " (半角の空白) | : | 網がけをしません。 | ||
"A" | : | 5.0%の網がけを出力します。 | ||
"B" | : | 10.0%の網がけを出力します。 | ||
"C" | : | 12.5%の網がけを出力します。 | ||
"D" | : | 20.0%の網がけを出力します。 | ||
"E" | : | 25.0%の網がけを出力します。 | ||
"F" | : | 30.0%の網がけを出力します。 | ||
"G" | : | 37.5%の網がけを出力します。 | ||
"H" | : | 40.0%の網がけを出力します。 | ||
"I" | : | 50.0%の網がけを出力します。 | ||
"J" | : | 60.0%の網がけを出力します。 | ||
"K" | : | 62.5%の網がけを出力します。 | ||
"L" | : | 70.0%の網がけを出力します。 | ||
"M" | : | 75.0%の網がけを出力します。 | ||
"N" | : | 80.0%の網がけを出力します。 | ||
"O" | : | 87.5%の網がけを出力します。 | ||
"P" | : | 90.0%の網がけを出力します。 | ||
"Q" | : | 100.0%の網がけを出力します。 |
定義体を帳票に印刷するとき、項目名"W001"に10.0%の網がけを付けて出力します。
MOVE "SAMP" TO PRT-FORMAT. MOVE " " TO PRT-MODE. MOVE "B" TO EDIT-OPTION3 OF W001. MOVE "W001" TO PRT-GROUP. WRITE SAMP.
画面帳票定義体を使用する場合、定義体作成時に共用しない(5バイト)の項目制御部を定義する必要があります。
COBOLの場合、出力処理を行う前に、特殊レジスタEDIT-OPTION3を初期化してください。初期化しない場合、前回の設定内容が残り、期待した結果にならない場合があります。
本機能の戻り値はありません。