表示ファイルの処理を開始します。Cの場合、この関数で獲得した表示ファイル識別子を各関数に指定します。
PSFILE PSFUNCTION ps_open(
PSPSTR pFileName,
PSUSHORT mode,
PSPUSHORT pErrno,
PSPVOID pExtension);
pFileName | : | ウィンドウ情報ファイル名またはプリンタ情報ファイル名をNULLで終わる文字列で指定します。ファイル名はフルパスで指定することも、また、パス名を省略してファイル名だけを指定することもできます。 ファイル名だけを指定すると、カレントフォルダ、もしくは環境変数MEFTDIRに指定したウィンドウ情報ファイルまたはプリンタ情報ファイルの格納フォルダが検索されます。 ディスプレイ機能の場合、ウィンドウ情報ファイルのTITLE(タイトル名)にタイトル名を指定しないと、ここで指定したファイル名がウィンドウのタイトルに表示されます。 | ||
mode | : | あて先名を指定します。値とその意味は以下のとおりです。 | ||
PS_OPEN_DSP | : | ディスプレイ機能を使用します。 | ||
PS_OPEN_PRT | : | プリンタ機能を使用します。 | ||
pErrno | : | オープンが異常終了したときに、通知コードを獲得する領域のアドレスを指定します。 | ||
pExtension | : | リザーブです。必ず0を指定します。 |
正常終了時には表示ファイル識別子が、エラー発生時には0が返されます。エラー時には、pErrnoにより通知コードを獲得できます。
処理中にオペレータがタスクリストからの終了を選択すると-1が返されます。その場合、利用者プログラムは必ず実行を終了してください。
OPEN I-O ファイル名.
OPEN OUTPUT ファイル名.
ASSIGN句 | : | ウィンドウ情報ファイル名またはプリンタ情報ファイル名を設定するための実行環境情報名として、ファイル識別名を指定します。指定方法の詳細は、NetCOBOLユーザーズガイドを参照してください。 | ||
SYMBOLIC DESTINATION句 | : | あて先名を指定します。値とその意味は以下のとおりです。 | ||
DSP | : | ディスプレイ機能を使用します。 | ||
PRT | : | プリンタ機能を使用します。 |
FILE STATUS句に通知コードが通知されます。
ウィンドウ情報ファイル名またはプリンタ情報ファイル名の指定で、ファイル名だけを指定し、環境変数MEFTDIRが未定義または正しいフォルダ名を指定していない場合、MeFtはカレントフォルダを検索します。カレントフォルダにもウィンドウ情報ファイルまたはプリンタ情報ファイルが存在しない場合、ウィンドウ情報ファイルまたはプリンタ情報ファイルが省略したものとみなされます。