利用者プログラムでは、定義体で指定した用紙に郵便番号枠の位置を考慮することなく郵便番号(5桁、7桁)を印刷できます。
本機能を利用するには、定義体で郵便番号項目を設定する必要があります。
帳票定義体の場合、使用する郵便番号項目は項目群単位で指定します。ただし、自由パーティション形式、ページ形式、段組み伝票形式以外の形式では、郵便番号項目を指定できません。
次の5種類の用紙に郵便番号を印刷できます。
官製はがき [100×148(mm)]
往復はがき [200×148(mm)]
封筒(長形3号) [120×235(mm)]
封筒(長形4号) [90×205(mm)]
封筒(その他)
給紙の方向には、郵便番号の枠の位置により3種類あります。
郵便番号枠の位置が上
郵便番号枠の位置が左
郵便番号枠の位置が右
給紙できる方向は、用紙の種類により異なります。
官製はがき・往復はがき :縦方向・左横方向・右横方向
封筒(長形3号・長形4号) :左横方向・右横方向
封筒(その他) :左横方向
注意
郵便番号は斜体で印刷され、標準体で印刷することはできません。
郵便番号枠と郵便番号の桁数が異なる場合には、郵便番号は枠内に印刷されません。
印刷原点位置機能、両面印刷機能および綴じ代印刷機能を同時に指定できません。同時に指定した場合には、その印刷結果は保証されません。
郵便番号は、常に郵便番号枠の左枠から順に印刷されます。
印刷しない郵便番号の桁には、空白が詰められます。
画面帳票定義体の場合、郵便番号は単項目もしくは単項目群で最初に出力してください。なお、郵便番号項目の出力では、改ページ処理は行われません。ページの区切りで必要に応じて、改ページ処理を行ってください。改ページ処理を行わないと、前ページに郵便番号項目が印刷され、出力したいページに印刷されない場合があります。改ページ処理については、プリンタ装置の制御を参照してください。
帳票定義体の場合、パーティション出力を指定して郵便番号項目を含む項目群で最初に出力してください。その場合に制御情報は有効になりません。また、郵便番号項目を含む項目群を指定できるのは、ページ形式または段組み伝票形式だけです。
挿入方向が「右横」の場合は、枠位置の指定は有効になりません。