行の先頭が句読点になる場合、行頭にならないよう前の行の末尾に句読点を配置する機能です。対象となる句読点は「。」「、」「。」「、」「.」「,」「,」「.」の8文字です。ただし、これらの文字をプリンタ情報ファイルのLFCODE(出力矩形項目の英数字文字改行コード指定)で改行コードとして指定している場合はぶら下げ対象とはなりません。
帳票定義体の矩形項目のプロパティまたはプリンタ情報ファイルのHYPHHANG(句読点のぶら下げ)で指定します。
句読点のぶら下げを行う場合、ぶら下げ用の領域として矩形項目のプロパティで「余白:右端」に1文字を配置できる大きさを指定する必要があります。
ぶら下げ域の大きさが句読点を配置するのに十分な大きさでない場合、ぶら下げは行いません。ピッチ指定時は1文字分のピッチ幅以上、ピッチを指定しない場合は1文字分の文字幅以上の大きさが必要です。
ぶら下げ対象文字に含まれる「,(ASCII-0x2c)」「.(ASCII-0x2e)」はワードラップの対象にもなります。これらの文字の前後一方または両方がワードラップ対象文字で、ワードラップの条件を満たす場合、ぶら下げは行われずワードラップが優先されます。
以下の場合、句読点のぶら下げは行われません。
行頭に配置される句読点の直前の文字が改行コードの場合。
句読点が複数連続している場合。
句読点を行末禁則文字としている場合。