論理画面が表示されるウィンドウよりも大きい場合、表示範囲を指定できます。
表示範囲を指定するには、画面定義体作成時に4桁の数字項目を無効項目として4つ定義し、それを表示範囲項目として定義します。
これらの4つの項目には、それぞれ表示範囲の左上行/桁、右下行/桁を指定します。表示項目を指定した結果、表示範囲が論理画面を超える場合、表示項目がウィンドウに収まるように補正されます。
図に表示範囲の補正例を示します。
また、データ入力時にカーソル位置指定を設定している場合、表示範囲の設定よりもカーソル位置の設定が優先されます。つまり、表示範囲の指定により指定したカーソル位置が表示領域外になってしまった場合、カーソル位置が見えるように表示範囲の指定に自動的に補正が加えられます。
設定値は論理画面上の左上座標を原点(1,1)とする行/桁位置です。行または桁に0、NULLまたは論理画面を超える位置を設定していた場合、指定は無効になります。
表示範囲の獲得は、表示範囲項目で行います。表示範囲左上行項目と、表示範囲左上桁項目で左上の座標を、表示範囲右下行項目と、表示範囲右下桁項目で右下の座標を表します。論理画面上の左上座標を原点(1,1)とした行桁位置です。