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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.1.4 入力処理の種類

  すべての入出力項目が処理対象外の場合または、選択属性を定義していない出力項目および固定リテラル項目に入力を行った場合、データの入力は無効となります。その場合、無条件完了キーと定義体指定完了キーの一部が有効になります。詳しくは「3.1.11 入力が完了する条件」を参照してください。

  また、選択属性を定義した出力項目および固定リテラル項目に入力を行った場合、選択項目の扱いとなり、データ入力はできません。

  入力開始直後のカーソル表示は、項目群内の最初の入力対象項目です。また、入力対象項目の最初に表示されるカーソルの位置は入力の基準位置となります。左詰め項目であれば項目の先頭位置、右詰め項目であれば項目の最終位置にカーソルが表示されます。

  キーボードよりデータを入力するには、次の6種類のモードがあります。

■通常入力

項目群指定の通常入力を行うと、項目群中のすべての入出力項目の表示を空白でクリアしたあと、データの入力を行います。また、入出力項目に対して項目指定の通常入力を行うと、項目の表示を空白でクリアしたあと、入力を行います。

■全画面消去入力

全画面を消去し、定義体に定義しているすべての罫線および背景色、反転表示などの項目属性で画面を再表示した後、通常入力を行います。

■非消去入力

項目群指定の非消去入力を行うと、項目群中の入出力項目の表示を空白でクリアしないで、データの入力を行います。また、入出力項目に対して項目指定の非消去入力を行うと、項目の表示を空白でクリアしないで、入力を行います。

■アラーム鳴動入力

アラームを鳴動したあと、非消去入力を行います。

■変更通知入力

非消去入力の完了時、項目データの変更がなかった項目がいずれの項目であるかを項目の状態の参照を使って参照することができます。

変更がないとは、上書き、削除、追加または挿入のいずれの操作も行わなかったことをいいます。

■アラーム鳴動変更通知入力

アラームを鳴動したあと、変更通知入力を行います。