モジュールをビルドしましたが、エラーメッセージが表示されずに、ビルドが失敗してしまいます。
ファイル名またはファイルの属性を確認してください。
モジュールをビルドすると、PowerCOBOLはプロジェクトファイルが保存されているフォルダに、自動的にターゲットフォルダおよび作業用フォルダを作成し、その中に実行可能プログラムファイルやビルドやデバッグに必要な作業用ファイルを作成します。
したがって、自動的に作成されるフォルダと同じ名前のファイルがすでに存在している場合や、作業用ファイルと同じ名前のファイルが書き込み禁止属性になっている場合などは、フォルダやファイルの生成ができないため、ビルドに失敗します。
ビルド時に作成されるファイルについては、「5.5.4 ビルド時に作成されるファイル」を参照してください。