ビルドした場合、以下のようなフォルダおよびファイルが生成されます。
アプリケーション実行時に必要なファイル
アプリケーション開発時に必要なファイル
アプリケーションを実行する場合に必要なファイルは、プロジェクトファイルが保存されているフォルダ配下の、以下のフォルダに生成されます。これらのフォルダをターゲットフォルダといいます。
デバッグモードの場合は、"Debug"
リリースモードの場合は、"Release"
生成されるファイルを以下に示します。
ファイル名 | 説明 |
---|---|
モジュール名.EXE | 実行可能プログラムファイル(*1) |
モジュール名.DLL | ダイナミックリンクライブラリ(*2) |
モジュール名.EXP | エクスポートされる関数やデータの情報が格納されているファイル(*3) |
モジュール名.PLI | 行情報ファイル(*4) |
モジュール名.PDB | COBOLデバッガ情報ファイル(*4) |
フォーム名.SVD | COBOLデバッガ情報ファイル(*5) |
*1: 種類が"起動プログラム(EXE)"の場合だけ生成
*2: 種類が"ダイナミックリンクライブラリ(DLL)"の場合だけ生成
*3: リンカ(LINK.EXE)が生成
*4: デバッグモードまたは診断機能を利用する場合だけ生成
*5: リリースモードの場合だけ生成
注意
プロジェクトファイルが保存されているフォルダ配下に、ターゲットフォルダと同じ名前のファイルを置かないでください。ターゲットフォルダの生成ができないため、正しくビルドできません。
また、ターゲットフォルダ内のファイルを書き込み禁止属性にしている場合、ファイルの置き換えができないため、正しくビルドできません。
ビルドやデバッグなど、アプリケーションを開発する場合に必要なファイルは、プロジェクトファイルが保存されているフォルダ配下の、以下のフォルダに生成されます。これらのフォルダを作業用フォルダといいます。
デバッグモードの場合:"モジュール名\Debug"
リリースモードの場合:"モジュール名\Release"
生成されるファイルを以下に示します。
ファイル名 | 説明 |
---|---|
モジュール名.DEF | モジュール定義ファイル |
モジュール名.PMI | モジュール情報ファイル |
モジュール名.RC | リソースファイル |
モジュール名.RES | .RCファイルのコンパイル結果 |
モジュール名.TLB | タイプライブラリ |
フォーム名.PRC | イベント手続きファイル |
フォーム名.COB | .PRCから生成したCOBOLソースファイル |
フォーム名.OBJ | .COBファイルのコンパイル結果 |
フォーム名.SLI | 行番号対応情報ファイル |
フォーム名.SVD | COBOLデバッガ情報ファイル(*1) |
~BUILD.TLB | タイプライブラリ |
*1: デバッグモードの場合だけ生成
注意
プロジェクトファイルが保存されているフォルダ配下に、作業用フォルダと同じ名前のファイルを置かないでください。作業用フォルダの生成ができないため、正しくビルドできません。
また、作業用フォルダ内のファイルを書き込み禁止属性にしている場合、ファイルの置き換えができないため、正しくビルドできません。