ここでは、本製品で提供するサンプルプログラム-Sample32-について説明します。
Sample32では、プログラム間連絡機能を使って、Windowsシステム関数を呼び出し、他のプログラムあるいはバッチファイルを起動して、その終了コードを受け取るプログラムの例を示します。プログラム間連絡機能の詳細は、“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“サブプログラムを呼び出す~プログラム間連絡機能~”を参照してください。
注意
以降では、NetCOBOLのインストール先フォルダーをC:\COBOLとして説明しています。フォルダー名がC:\COBOLになっているところは、NetCOBOLをインストールしたフォルダーに変更してください。
概要
起動するプログラムあるいはバッチファイルのパス名と、必要ならコマンド文字列を入力します。これを引数に指定してWindowsシステム関数を呼び出し、指定したプログラムあるいはバッチファイルを起動します。また、起動に成功した場合、その実行が終了するまで待って、終了コードを受け取ります。
提供プログラム
Sample32.cob(COBOLソースプログラム)
Makefile(メイクファイル)
COBOL85.CBR(実行用の初期化ファイル)
使用しているCOBOLの機能
COBOLプログラムからCプログラムを呼び出す方法
STDCALL呼出し規約
BY VALUEでのパラメタの受渡し
CALL文のRETURNING指定
STORED-CHAR-LENGTH関数
プログラムを実行する前に
起動するプログラムとして、以下のSampleプログラムの実行可能ファイルを使用します。
Sample6のSample6.exe
Sample31のMSGBOX.exe