ここでは、本製品で提供するサンプルプログラム-Sample26-について説明します。
Sample26では、NetCOBOLのCOMクライアント機能を使って、Sample25のCOBOLサーバプログラムを使用するクライアントプログラムの例を示します。
NetCOBOLのCOM機能の詳細は、“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“COM機能”を参照してください。
注意
以降では、NetCOBOLのインストール先フォルダーをC:\COBOLとして説明しています。フォルダー名がC:\COBOLになっているところは、NetCOBOLをインストールしたフォルダーに変更してください。
概要
Sample25で作成したCOBOLサーバプログラムを使用して、オンラインストアのアプリケーションを作成します。クライアントプログラムは、スクリーン操作機能を使用して画面からデータの入力を受け付け、サーバプログラムに処理を依頼します。サーバプログラムによる処理の結果は画面に表示されます。
提供プログラム
Clmain.cob(COBOLソースプログラム)
Ordersheet-info.cbl(COBOL登録集ファイル)
Product-table.cbl(COBOL登録集ファイル)
Screens.cbl(COBOL登録集ファイル)
Sample26.prj(プロジェクトファイル)
Sample26.CBI(翻訳オプションファイル)
Makefile(メイクファイル)
使用しているCOBOLの機能
使用しているCOBOLの文
ACCEPT文 (スクリーン機能)
DISPLAY文 (スクリーン機能)
EVALUATE文
INVOKE文
IF文
PERFORM文
SET文
プログラムを実行する前に
ネットワーク接続された別のマシン上のCOMサーバを使用する場合、このプログラムを実行するマシンにサーバの情報をインストールする必要があります。これは次の手順で行います。
COMサーバを登録したマシンでクライアント情報のインストールプログラムを作成します。クライアント情報のインストールプログラムの作成方法の詳細は、“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“クライアントマシンへのインストール”を参照してください。
クライアント情報のインストールプログラムをこのプログラムを実行するマシンで実行します。
COMサーバと同じマシン上でこのプログラムを実行する場合は、この処理は必要ありません。