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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

A.3 bdpp_changeimagedir

名前

/opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_changeimagedir - クローニングイメージ格納ディレクトリの変更


形式

bdpp_changeimagedir クローニングイメージ格納ディレクトリ


機能説明

クローニングイメージ格納ディレクトリを変更します。

注意

本コマンドを実行した場合、クローニングイメージファイルがコピーされるため、時間がかかることがあります。


引数
クローニングイメージ格納ディレクトリ

変更先のクローニングイメージ格納ディレクトリ名を指定します。

注意

指定するディレクトリは、以下の条件を満たす必要があります。

  • クローニングイメージファイル格納フォルダーまでのパスが100文字以内であること

  • ディレクトリ名に全角文字と以下の記号を含まないこと

    """、"|"、":"、"*"、"?"、"."、"<"、">"、","、"%"、"&"、"^"、"="、"!"、";"、"#"、"'"、"+"、"["、"]"、"{"、"}"、"\"

  • 指定先が以下のディレクトリ配下ではないこと

    • /opt/FJSVrcvmr

    • /etc/opt/FJSVrcvmr

    • /var/opt/FJSVrcvmr

  • 指定ディレクトリが空であること

    クローニングイメージファイル格納先として新規ファイルシステムを作成した場合、"lost+found" という名前のディレクトリが作成されるため、空にはなりません。

  • 作成したファイルシステムの配下にディレクトリを作成し、そのディレクトリを指定してください。

  • 権限に問題がないこと

    安全のため、クローニングイメージファイル格納ディレクトリのすべての親ディレクトリのアクセス権は、以下のどれかに設定してください。

    • システム管理者だけが書込みできる

    • スティッキービットを設定し、ほかのユーザーがファイルの名前を変更、削除できないようにする

    このような設定がされていなかった場合、クローニングイメージファイル格納フォルダーの変更処理が失敗することがあります。


必要な権限・実行環境
権限

root 権限

実行環境

マスタサーバ


終了ステータス

以下のステータスが返されます。

0

正常に処理されました。

0以外

エラーが発生しました。