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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.2.3 スレーブサーバ機能のアンインストール

スレーブサーバ機能のアンインストール手順を以下に示します。

  1. 本製品および以下に示す本製品に含まれる製品の UpdateSite 形式の修正を適用している場合は、修正を削除します。

    • PRIMECLUSTER GLS

    • Primesoft Distributed File System for Hadoop

    • ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition (*1)

    *1:物理環境に導入したスレーブサーバのみ

    参照

    詳細は、「UpdateAdvisor(ミドルウェア)」の help および各修正パッチの修正情報ファイルを参照してください。

  2. システム起動時にシングルユーザーモードで起動するようにデフォルトランレベルを変更します。

    /etc/inittab ファイルの id エントリーの内容を 1 に変更してください。

    注意

    アンインストール後は元に戻すため、変更前のデフォルトランレベルを記録しておいてください。

    # Default runlevel. The runlevels used are:
    #   0 - halt (Do NOT set initdefault to this)
    #   1 - Single user mode
    #   2 - Multiuser, without NFS (The same as 3, if you do not have networking)
    #   3 - Full multiuser mode
    #   4 - unused
    #   5 - X11
    #   6 - reboot (Do NOT set initdefault to this)
    #
    id:1:initdefault:            ← この行を変更してください。
  3. シングルユーザーモードで再起動します。

    # shutdown -r now <Enter>
  4. アンインストールを実行します。

    ネットワークインターフェースを起動してから、bdpp_agtuninstall を実行します。

    # /etc/init.d/network start <Enter>
    # /opt/FJSVbdpp/agent/bdpp_agtuninstall <Enter>
  5. システム起動時のデフォルトランレベルを元に戻します。

    2. の手順で記録しておいた、デフォルトランレベルに戻してください。

    # Default runlevel. The runlevels used are:
    #   0 - halt (Do NOT set initdefault to this)
    #   1 - Single user mode
    #   2 - Multiuser, without NFS (The same as 3, if you do not have networking)
    #   3 - Full multiuser mode
    #   4 - unused
    #   5 - X11
    #   6 - reboot (Do NOT set initdefault to this)
    #
    id:5:initdefault:            ← この行を元に戻してください。

注意

  • アンインストールに失敗した場合は、出力されたメッセージの意味や対処方法を参考にして、または、必要に応じてインストールログ(/var/tmp/bdpp_install.log)を参照して、失敗した原因を取り除き、再度アンインストールを実施してください。

  • 本製品では、本製品および関連製品のパッチ適用に備えて、「UpdateAdvisor(ミドルウェア)」のインストールも行っていますが、本製品のアンインストーラーでは、「UpdateAdvisor(ミドルウェア)」のアンインストールは行いません。
    「UpdateAdvisor(ミドルウェア)」のアンインストールについては、「UpdateAdvisor(ミドルウェア)」の help を参照してください。