サーバパッケージのCOBOL/Cバッチ実行基盤のインストール手順について説明します。
COBOL/Cバッチ基盤を以下の手順でインストールします。
[インストールの確認]画面で、インストール内容を確認してください。
表示された内容でインストールする場合、[変更しない]を選択したまま、[次へ]をクリックしてください。インストールが開始されます。
表示された内容を変更したい場合、[変更する]を選択し、[次へ]をクリックしてください。
[インストール先の選択]画面で、Interstage Job Workload Serverのインストール先を設定します。
変更する場合は[参照]をクリックし、インストール先のフォルダを設定して、[次へ]をクリックしてください。
注意
インストールフォルダ名には以下の文字を指定できます。
・半角英数字
・半角スペース
・「-」
・「_」
これら以外の文字を指定すると、サービス登録に失敗して、インストールがハングアップすることがあります。ハングアップした場合には、“3.5 インストール時のトラブル対処”の“サービスの登録に失敗しハングアップした場合”を参照して対処してください。
一度設定したフォルダ以外の別フォルダを設定しなおした場合、先に作成したフォルダが残る場合があります。必要なければ削除してください。
ファイルの世代管理機能を使用する場合、世代ファイル名の長さは“255-(インストールディレクトリ名の長さ+60)”以下になるように設定する必要があります。世代ファイル名の長さを考慮してインストールディレクトリを決定してください。
インストールフォルダの属性は以下のとおりにしてください。エクスプローラでフォルダを選択し、プロパティ画面を表示して確認・設定します。
以下の属性をチェックしてください。
・検索を速くするため、このフォルダにインデックスを付ける
以下の属性のチェックを外してください。
・内容を圧縮してディスク領域を節約する
・内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する
[インストール先の選択]画面で、JDK6のインストール先を設定します。
変更する場合は[参照]をクリックし、インストール先のフォルダを設定して、[次へ]をクリックしてください。
注意
“インストールフォルダに関する注意事項”を参照してください。
[ポート番号の設定]画面で、Interstage管理コンソール、Webサーバ(Interstage HTTP Server)、およびCORBAサービスが使用するポート番号を指定して、[次へ]をクリックしてください。
ポート番号を変更しない場合は、そのまま[次へ]をクリックしてください。
それぞれ以下のポート番号が初期値として設定されています。変更する場合、有効な入力は、1~65535の範囲の半角数字です。
機能 | ポート番号の初期値 |
---|---|
Interstage管理コンソール | 12000 |
Webサーバ(Interstage HTTP Server) | 80 |
CORBAサービス | 8002 |
設定したポート番号がすでに使用されている場合は、“ポート番号の再設定”画面が表示されます。以下はWebサーバのポート番号がすでに使用されている場合の画面です。
ポート番号を変更する場合は、未使用のポート番号を入力し、[OK]をクリックしてください。
ポート番号を変更しない場合は、[無視]をクリックしてください。その場合、本製品の運用を開始する前に、重複したポート番号を使用しているアプリケーションを停止し、ポートが重複しないようにする必要があります。
注意
“Webサーバ(Interstage HTTP Server)”と“Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)”で使用するポート番号のデフォルト値がいずれも80に設定されています。同時にインストールする場合は、いずれかのデフォルト値を変更してください。
以下の範囲のポート番号は、通常エフェメラルポートに設定されていますので、使用する場合は注意が必要です。使用する場合は、“Interstage Application Server システム設計ガイド”の“ポート番号”を参照してください。
49152~65535
[メッセージマニュアルのインストール選択]画面で、メッセージマニュアルのインストールの有無を選択します。
Interstage管理コンソールから直接メッセージマニュアルを使用する場合、[メッセージマニュアルをインストールする。]を選択し、[次へ]をクリックしてください。
ポイント
[メッセージマニュアルをインストールしない。] を選択してインストールし、その後、Interstage管理コンソールからメッセージマニュアルを参照するように変更する場合は、以下の作業を実施してください。なお、以下では「C:\Interstage」にインストールした場合を例に説明します。
「C:\Interstage\gui\msgman」フォルダを作成してください。
インストールDVD-ROM内の「\msgman」配下に存在する「ismsg.zip」を、「C:\Interstage\gui\msgman」配下に複写してください。
コンピュータを再起動してください。
[J2EE共通ディレクトリの選択]画面で、J2EE共通ディレクトリを設定します。
変更する場合は[参照]をクリックし、インストール先のフォルダを設定して、[次へ]をクリックしてください。
注意
“インストールフォルダに関する注意事項”を参照してください。
[インストールの確認]画面で、設定内容を確認し、内容に誤りがなければ、[インストール]をクリックしてください。インストールが開始されます。
インストールを実行することで、インストール機能として選択した機能のセットアップ処理が実行されます。
注意
インストール中に[キャンセル]をクリックして中断した場合、インストールフォルダが残る場合があります。必要に応じて削除してください。
インストール中は以下の[セットアップステータス]画面が表示されます。
注意
インストール中は必ずイベントビューアなどのアプリケーションを停止してください。イベントビューアなどのアプリケーションが起動している場合、インストール資源が置き換わらず、誤動作する可能性があります。
セットアップステータス表示中に、“Alt”キーを押下しながら“C”キーを押下(Alt+C)したり、[キャンセル]をクリックしないでください。
実施した場合、インストールがハングアップしたり、インストール資源が削除されずに残る場合があります。“3.5 インストール時のトラブル対処”の“セットアップステータスでハングアップした場合”、または“インストール資源が残る場合”を参照して対処してください。
インストール完了後、[完了]をクリックして終了してください。[完了]をクリックした後は、タスクバーに表示されているインストーラのアイコンが消えるのを確認してから、コンピュータの操作を行ってください。
インストール完了後、“3.4 インストール後の作業”を行ってください。
なお、インストール時にトラブルが発生した場合は、“3.5 インストール時のトラブル対処”を参照して対処してください。
注意
インストール後、環境作成を行う前にコンピュータの再起動が必要です。
[完了]をクリック後、タスクバーに表示されているインストーラのアイコンが消えるまでの間に、誤ってコンピュータを操作した場合の対処方法を以下に記します。
コンピュータの再起動
再起動が行われない場合や、再起動までに時間がかかる場合があります。
再起動が行われない場合には、タスクバーのインストーラアイコンが消えるのを待ってから、再起動の操作を行います。
本製品のアンインストール
インストール画面が表示される場合があります。
インストール画面が表示された場合には、[キャンセル]をクリックし、タスクバーのインストーラアイコンが消えるのを待ってから、アンインストール操作を行います。
インストール資産が残る場合があります。
インストールフォルダ配下に残っている不要なフォルダやファイルを削除します。