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PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.3

A.8.3 GLS設定ワークシート

GLS (Global Link Services)を使用する場合に、あらかじめ入力項目を整理しておくために使用します。

ここでは、代表的な以下の二重化方式のワークシートについて説明します。

参照

■NIC切替方式(仮想IP引継ぎ)

項目

設定

GLS設定

切替方式

◆NIC切替方式(仮想IP引継ぎ)
◇NIC切替方式(物理IP引継ぎI)
◇NIC切替方式(物理IP引継ぎII)
◇高速切替方式
◇GS連携方式

引継ぎ仮想インターフェース名

引継ぎ 仮想インターフェース名

引継ぎ 仮想IPアドレス(またはホスト名)

サブネットマスク

ノード名(1)

  

構成情報

仮想インターフェース名

プライマリ物理インタフェース名

セカンダリ物理インタフェース名

物理IPアドレス(またはホスト名)

仮想IPアドレス(またはホスト名)

監視先情報

プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

オプション機能

待機NICパトロール

◇行わない
◇行う

ノード名(2)

  

構成情報

仮想インターフェース名

プライマリ物理インタフェース名

セカンダリ物理インタフェース名

物理IPアドレス(またはホスト名)

仮想IPアドレス(またはホスト名)

監視先情報

プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

オプション機能

待機NICパトロール

◇行わない
◇行う

[設定項目の説明]
・切替方式

GLSで使用する二重化方式の種別を指定します。

hanetconfig createコマンドの-mオプションで、d(NIC切替方式の仮想IP引継ぎ)を指定します。

・引継ぎ仮想インタフェース名

クラスタ切替え対象となる仮想インタフェースの名前を指定します。

hanethvrsc createコマンドを実行することにより、shaX:NN(X,NNは数字)の名前で自動的に生成されます。

・引継ぎ仮想IPアドレス(またはホスト名)

クラスタ切替え対象となるIPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanethvrsc createコマンドを実行することにより、ノード(1)および(2)で設定した仮想IPアドレス(またはホスト名)と同じ値が自動的に設定されます。

・サブネットマスク

引継ぎ仮想IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。

hanetmask createコマンドにより指定します。

この値は、物理IPアドレス、仮想IPアドレス全てに共通に適用されます。

なお、IPv6アドレスの場合、およびIPv4アドレスでサブネットを適用しない場合は、指定する必要はありません。

・仮想インタフェース名

二重化する物理インタフェースに割り当てる仮想インタフェースの名前を指定します。

hanetconfig createコマンドの-nオプションで、shaX(Xは数字)の名前で指定します。

ノード(1)とノード(2)で同じ名前にしてください。

・プライマリ物理インタフェース名

二重化した物理インタフェースのうち、最初に活性化して使用するインタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)

hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。

・セカンダリ物理インタフェース名

二重化した物理インタフェースのうち、プライマリ物理インタフェースからの切替え後に活性化して使用するインタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)

hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。

・物理IPアドレス(またはホスト名)

二重化する物理インタフェースに割り当てる物理IPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanetconfig createコマンドの-eオプションで指定します。

ノード(1)とノード(2)で異なる値にしてください。

・仮想IPアドレス(またはホスト名)

二重化する物理インタフェースに割り当てる仮想IPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanetconfig createコマンドの-iオプションで指定します。ノード(1)とノード(2)で同じ値にしてください。

仮想IPアドレスには、物理IPアドレスと同じネットワーク番号のIPアドレスを指定します。

・プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

プライマリ物理インタフェース使用時に監視するスイッチングHUBのIPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanetpoll createコマンドの-pオプションで指定します。

・セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

セカンダリ物理インタフェース使用時に監視するスイッチングHUBのIPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanetpoll createコマンドの-pオプションで指定します。

・待機NICパトロール

待機NICの監視を行う場合、hanetconfig createコマンドの-mオプションで、p(待機パトロール機能(異常発生時自動切戻し))または  q(待機パトロール機能(即時自動切戻し))を指定します。

■NIC切替方式(物理IP引継ぎI)

項目

設定

GLS設定

切替方式

◇NIC切替方式(仮想IP引継ぎ)
◆NIC切替方式(物理IP引継ぎI)
◇NIC切替方式(物理IP引継ぎII)
◇高速切替方式
◇GS連携方式

引継ぎ仮想インターフェース名

引継ぎ 仮想インターフェース名

引継ぎ 仮想IPアドレス(またはホスト名)

サブネットマスク

ノード名(1)

  

構成情報

仮想インターフェース名

プライマリ物理インタフェース名

セカンダリ物理インタフェース名

物理IPアドレス(またはホスト名)

仮想IPアドレス(またはホスト名)

監視先情報

プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

オプション機能

待機NICパトロール

◇行わない
◇行う

ノード名(2)

  

構成情報

仮想インターフェース名

プライマリ物理インタフェース名

セカンダリ物理インタフェース名

物理IPアドレス(またはホスト名)

仮想IPアドレス(またはホスト名)

監視先情報

プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

オプション機能

待機NICパトロール

◇行わない
◇行う

[設定項目の説明]
・切替方式

GLSで使用する二重化方式の種別を指定します。

hanetconfig createコマンドの-mオプションで、e(NIC切替方式の物理IP引継ぎ)を指定します。

・引継ぎ仮想インタフェース名

クラスタ切替え対象となる仮想インタフェースの名前を指定します。

hanethvrsc createコマンドを実行することにより、shaX:NN(X,NNは数字)の名前で自動的に生成されます。

・引継ぎ仮想IPアドレス(またはホスト名)

クラスタ切替え対象となるIPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanethvrsc createコマンドを実行することにより、ノード(1)および(2)で設定した仮想IPアドレス(またはホスト名)と同じ値が自動的に設定されます。

・サブネットマスク

引継ぎ仮想IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。

hanetmask createコマンドにより指定します。

この値は、物理IPアドレス、仮想IPアドレス全てに共通に適用されます。

なお、IPv6アドレスの場合、およびIPv4アドレスでサブネットを適用しない場合は、指定する必要はありません。

・仮想インタフェース名

二重化する物理インタフェースに割り当てる仮想インタフェースの名前を指定します。

hanetconfig createコマンドの-nオプションで、shaX(Xは数字)の名前で指定します。

ノード(1)とノード(2)で同じ名前にしてください。

・プライマリ物理インタフェース名

二重化した物理インタフェースのうち、最初に活性化して使用するインタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)

hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。

・セカンダリ物理インタフェース名

二重化した物理インタフェースのうち、プライマリ物理インタフェースからの切替え後に活性化して使用するインタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)

hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。

・物理IPアドレス(またはホスト名)

二重化する物理インタフェースに割り当てる物理IPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanetconfig createコマンドの-eオプションで指定します。

ノード(1)とノード(2)で異なる値にしてください。

・仮想IPアドレス(またはホスト名)

二重化する物理インタフェースに割り当てる仮想IPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanetconfig createコマンドの-iオプションで指定します。ノード(1)とノード(2)で同じ値にしてください。

仮想IPアドレスには、物理IPアドレスと同じネットワーク番号のIPアドレスを指定します。

・プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

プライマリ物理インタフェース使用時に監視するスイッチングHUBのIPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanetpoll createコマンドの-pオプションで指定します。

・セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

セカンダリ物理インタフェース使用時に監視するスイッチングHUBのIPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanetpoll createコマンドの-pオプションで指定します。

・待機NICパトロール

待機NICの監視を行う場合、hanetconfig createコマンドの-mオプションで、p(待機パトロール機能(異常発生時自動切戻し))または q(待機パトロール機能(即時自動切戻し))を指定します。

■NIC切替方式(物理IP引継ぎII)

項目

設定

GLS設定

切替方式

◇NIC切替方式(仮想IP引継ぎ)
◇NIC切替方式(物理IP引継ぎI)
◆NIC切替方式(物理IP引継ぎII)
◇高速切替方式
◇GS連携方式

引継ぎ仮想インターフェース名

引継ぎ 仮想インターフェース名

引継ぎ 仮想IPアドレス(またはホスト名)

サブネットマスク

ノード名(1)

  

構成情報

仮想インターフェース名

プライマリ物理インタフェース名

セカンダリ物理インタフェース名

物理IPアドレス(またはホスト名)

仮想IPアドレス(またはホスト名)

監視先情報

プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

オプション機能

待機NICパトロール

◇行わない
◇行う

ノード名(2)

  

構成情報

仮想インターフェース名

プライマリ物理インタフェース名

セカンダリ物理インタフェース名

物理IPアドレス(またはホスト名)

仮想IPアドレス(またはホスト名)

監視先情報

プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

オプション機能

待機NICパトロール

◇行わない
◇行う

[設定項目の説明]
・切替方式

GLSで使用する二重化方式の種別を指定します。

hanetconfig createコマンドの-mオプションで、e(NIC切替方式の物理IP引継ぎ)を指定します。

・引継ぎ仮想インタフェース名

クラスタ切替え対象となる仮想インタフェースの名前を指定します。

hanethvrsc createコマンドを実行することにより、shaX:NN(X,NNは数字)の名前で自動的に生成されます。

・引継ぎ仮想IPアドレス(またはホスト名)

クラスタ切替え対象となるIPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanethvrsc createコマンドを実行することにより、ノード(1)および(2)で設定した仮想IPアドレス(またはホスト名)と同じ値が自動的に設定されます。

・サブネットマスク

引継ぎ仮想IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。

hanetmask createコマンドにより指定します。

この値は、仮想IPアドレスに共通に適用されます。

なお、IPv6アドレスの場合、およびIPv4アドレスでサブネットを適用しない場合は、指定する必要はありません。

・仮想インタフェース名

二重化する物理インタフェースに割り当てる仮想インタフェースの名前を指定します。

hanetconfig createコマンドの-nオプションで、shaX(Xは数字)の名前で指定します。

ノード(1)とノード(2)で同じ名前にしてください。

・プライマリ物理インタフェース名

二重化した物理インタフェースのうち、最初に活性化して使用するインタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)

hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。

・セカンダリ物理インタフェース名

二重化した物理インタフェースのうち、プライマリ物理インタフェースからの切替え後に活性化して使用するインタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)

hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。

・仮想IPアドレス(またはホスト名)

二重化する物理インタフェースに割り当てる仮想IPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanetconfig createコマンドの-iオプションで指定します。ノード(1)とノード(2)で同じ値にしてください。

・プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

プライマリ物理インタフェース使用時に監視するスイッチングHUBのIPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanetpoll createコマンドの-pオプションで指定します。

・セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

セカンダリ物理インタフェース使用時に監視するスイッチングHUBのIPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanetpoll createコマンドの-pオプションで指定します。

・待機NICパトロール

待機NICの監視を行う場合、hanetconfig createコマンドの-mオプションで、p(待機パトロール機能(異常発生時自動切戻し))または q(待機パトロール機能(即時自動切戻し))を指定します。

■高速切替方式

項目

設定

GLS設定

切替方式

◇NIC切替方式(仮想IP引継ぎ)
◇NIC切替方式(物理IP引継ぎI)
◇NIC切替方式(物理IP引継ぎII)
◆高速切替方式
◇GS連携方式

引継ぎ仮想インターフェース名

引継ぎ 仮想インターフェース名

引継ぎ 仮想IPアドレス(またはホスト名)

サブネットマスク

ノード名(1)

  

構成情報

仮想インターフェース名

プライマリ物理インタフェース名

セカンダリ物理インタフェース名

物理IPアドレス(またはホスト名)

仮想IPアドレス(またはホスト名)

監視先情報

プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

オプション機能

待機NICパトロール

◇行わない
◇行う

ノード名(2)

  

構成情報

仮想インターフェース名

プライマリ物理インタフェース名

セカンダリ物理インタフェース名

物理IPアドレス(またはホスト名)

仮想IPアドレス(またはホスト名)

監視先情報

プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)

オプション機能

待機NICパトロール

◇行わない
◇行う

[設定項目の説明]
・切替方式

GLSで使用する二重化方式の種別を指定します。

hanetconfig createコマンドの-mオプションで、t(高速切替方式)を指定します。

・引継ぎ仮想インタフェース名

クラスタ切替え対象となる仮想インタフェースの名前を指定します。

hanethvrsc createコマンドを実行することにより、shaX:NN(X,NNは数字)の名前で自動的に生成されます。

・引継ぎ仮想IPアドレス(またはホスト名)

クラスタ切替え対象となるIPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanethvrsc createコマンドの-iオプションで指定します。

引継ぎIPアドレスには、仮想IPアドレスと同じネットワーク番号のIPアドレスを指定します。

・サブネットマスク

引継ぎ仮想IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。

hanetmask createコマンドにより指定します。

なお、IPv6アドレスの場合、およびIPv4アドレスでサブネットを適用しない場合は、指定する必要はありません。

・仮想インタフェース名

二重化する物理インタフェースに割り当てる仮想インタフェースの名前を指定します。

hanetconfig createコマンドの-nオプションで、shaX(Xは数字)の名前で指定します。

ノード(1)とノード(2)で同じ名前にしてください。

・物理インタフェース名(1),(2)

二重化する物理インタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)

hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。

・仮想IPアドレス(またはホスト名)

仮想IPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanetconfig createコマンドの-iオプションで指定します。

ノード(1)とノード(2)で異なる値にしてください。

仮想IPアドレスには、物理IPアドレスと異なるネットワーク番号のIPアドレスを指定します。

・サブネットマスク

仮想IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。

hanetmask createコマンドにより指定します。この値は、引継ぎ仮想IPに適用するサブネットマスクと同じ値になります。

なお、IPv6アドレスの場合、およびIPv4アドレスでサブネットを適用しない場合は、指定する必要はありません。

・物理IPアドレス(1),(2)

二重化する物理インタフェースに割り当てる物理IPアドレスを指定します。

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルに指定します(ethXは物理インタフェース名)。

物理IPアドレス(1)、物理IPアドレス(2)には、異なるネットワーク番号のIPアドレスを指定します。

・サブネットマスク

物理IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルに指定します(ethXは物理インタフェース名)。

なお、IPv6アドレスの場合、およびIPv4アドレスでサブネットを適用しない場合は、指定する必要はありません。

GS連携方式

項目

設定

GLS設定

切替方式

◇NIC切替方式(仮想IP引継ぎ)
◇NIC切替方式(物理IP引継ぎI)
◇NIC切替方式(物理IP引継ぎII)
◇高速切替方式
◆GS連携方式

引継ぎ仮想インターフェース名

引継ぎ 仮想インターフェース名

引継ぎ 仮想IPアドレス(またはホスト名)

サブネットマスク

ノード名(1)

  

構成情報

仮想インターフェース名

物理インタフェース名(1)

物理インタフェース名(2)

IPアドレス(またはホスト名)(1)

サブネットマスク(1)

IPアドレス(またはホスト名)(2)

サブネットマスク(2)

ノード名(2)

  

構成情報

仮想インターフェース名

物理インタフェース名(1)

物理インタフェース名(2)

IPアドレス(またはホスト名)(1)

サブネットマスク(1)

IPアドレス(またはホスト名)(2)

サブネットマスク(2)

相手ノード名

  

構成情報

仮想IPアドレス

IPアドレス(1)

IPアドレス(1)

監視先情報

相手仮想IPアドレス監視

◇行わない
◇行う

オプション機能

相手ノードからのRIP送信

◇待ち合わせる
◇待ち合わせない

TCP中継

中継先の相手ネットワーク情報
  ホスト名またはIPアドレス(                  )

[設定項目の説明]
・切替方式

GLSで使用する二重化方式の種別を指定します。

hanetconfig createコマンドの-mオプションで、n(物理インタフェース設定)およびc(仮想インタフェース設定)を指定します。

・引継ぎ仮想インタフェース名

クラスタ切替え対象となる仮想インタフェースの名前を指定します。

hanethvrsc createコマンドを実行することにより、shaX:NN(X,NNは数字)の名前で自動的に生成されます。

・引継ぎ仮想IPアドレス(またはホスト名)

クラスタ切替え対象となるIPアドレス(またはホスト名)を指定します。

hanethvrsc createコマンドを実行することにより、ノード(1)およびノード(2)で設定した仮想IPアドレス(またはホスト名)と同じ値が自動的に設定されます。

・サブネットマスク

引継ぎ仮想IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。

この値は、物理IP、仮想IPすべてに適用されます。

なお、サブネットを適用しない場合は指定する必要はありません。

・仮想インタフェース名

二重化する物理インタフェースに割り当てる仮想インタフェースの名前を指定します。

hanetconfig createコマンドの-nオプションで、shaX(Xは数字)の名前で指定します。

ノード(1)とノード(2)で同じ名前にしてください。

・物理インタフェース名(1),(2)

二重化する物理インタフェースの名前を指定します。(例.hme1,qfe1等)

hanetconfig createコマンドの-mオプションで、n(物理インタフェース設定)を指定する際に-tオプションで指定します。

・IPアドレス(またはホスト名)(1),(2)

hanetconfig createコマンドの-mオプションで、n(物理インタフェース設定)を指定する際に-iオプションで指定します。

・サブネットマスク(1),(2)

物理IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。

なお、サブネットを適用しない場合は指定する必要はありません。

・相手ノード名

通信相手システムのノード名を指定します。

hanetobserv createコマンドの-nオプションで相手ノード名を指定します。

(例. GS-1またはSURE-1等)

・仮想IPアドレス

通信相手システムの仮想IPアドレスを指定します。

hanetobserv createコマンドの-iオプションで指定します。

・IPアドレス(1),(2)

通信相手システムの物理IPアドレスを指定します。

hanetobserv createコマンドの-tオプションで指定します。

・相手仮想IPアドレス監視

通信相手システムの監視を行う場合は、hanetobserv createコマンドの-mオプションで、on(行う)を指定します。監視を行わない場合は、off(行わない)を指定します。

・相手ノードからのRIP送信

通信相手システムに対するノード切替の通知を送信する際に、相手システムからのRIPの受信を待合せてから送信するか、待合せずに送信するかを指定します。

hanetobserv createコマンドの-rオプションで、on(待合せる)またはoff(待合せない)を指定します。

・TCP中継

TCP中継を行う際の中継先相手ネットワーク情報を指定します。

hanetobserv createコマンドの-cオプションで、クライアントIPアドレス、ネットワークアドレスおよびサブネットマスクを指定します。

(例. -c 192.168.72.1,192.168.73.0:255.255.255.0)