リソースを削除する手順について説明します。
◆操作手順
いずれかのクラスタノードにログインし、システム管理者権限になります。
RMS Wizardを起動します。
hvw -n configuration file コマンドを実行します。“configuration file”には、削除するリソースが定義されているconfigurationファイル名を指定してください。
configurationファイル名(testconf)としてRMS Wizardを起動する例:
# /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvw -n testconf
“Main configuration menu”の“Application-Edit”を選択します。
“Application selection menu”で 削除するリソースが登録されているuserApplicationを選択します。
以下は、“APP1”を選択した例です。
“turnkey wizard”で削除するリソースを選択します。
リソース選択後に表示された画面で“REMOVE+EXIT”を選択します。
その後は、“SAVE+EXIT”を選択し、“Main configuration menu”に戻ります。
“Main configuration menu”の“Configuration-Generate”を選択します。
“Main configuration menu”の“Configuration-Activate”を選択します。
“Main configuration menu”の“QUIT”を選択し、RMS Wizardを終了します。
PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスのチェックを行います。
クラスタシステムを構成する1ノードで以下のコマンドを実行してください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrwzconfig -c
PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスのチェックの結果、clrwzconfigコマンドが8050番のメッセージを出力した場合、PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスを再登録します。
クラスタシステムを構成する1ノードで以下のコマンドを実行してください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrwzconfig
PRIMECLUSTER対応製品のリソースを変更します。詳細は、“付録F PRIMECLUSTER対応製品用リソースの登録”を参照してください。
注意
Gdsリソースを削除する場合には、あわせてGdsボリュームをonline状態に設定しておいてください。
設定方法の詳細は、“8.7.1.1 Gdsリソース削除時の設定”を参照してください。
プロシジャリソースを削除する場合には、クラスタアプリケーションからプロシジャリソースを削除した後、クラスタリソース管理機構のプロシジャリソースを削除してください。
クラスタリソース管理機構のプロシジャリソースの削除は“E.3 プロシジャリソースの削除”を参照してください。
Fsystemリソースを削除した場合、リソースとして使用したマウントポイント(行の先頭が「#RMS#」のマウントポイント)を全ノードの/etc/fstab.pclファイルから削除してください。
引継ぎネットワークリソースを削除した場合は、環境ファイルの変更が必要です。環境ファイルの変更については“F.2 引継ぎネットワークリソースの削除”を参照してください。
Gdsリソースの削除を行う場合には、あわせてクラスタリソース管理機構(CRM)にGdsリソースがクラスタアプリケーションで使用されなくなることを通知する必要があります。
◆操作手順
以下のコマンドをリソースの削除を行うノードで実行してください。
# /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvgdsetup -d [class-name]