機能説明
クラスタシステムで構成された運用管理サーバ上でSystemwalker for Oracleを運用する場合の環境を設定または削除します。
コマンド形式
コマンド形式を以下に示します。
# /opt/FJSVmpor/bin/mpormncinf -k { active | inactive } { -s directory | -d } <ENTER> |
オプション
[第1パラメタ]
運用系/待機系ノードの指定を第2パラメタと組み合わせて使用します。
[第2パラメタ]
運用系ノードの指定
待機系ノードの指定
[第3パラメタ]
設定時の指定
共有ディスク内のSystemwalker for Oracleの資源を格納するディレクトリ
解除時の指定
実行に必要な権限/実行環境
運用管理サーバ上で実行します。
スーパーユーザで実行する必要があります。
注意
「共有ディスク内のSystemwalker for Oracleの資源を格納するディレクトリ」の指定について
「共有ディスク内のSystemwalker for Oracleの資源を格納するディレクトリ」の最後には、スラッシュ(/)を指定しないでください。
ポイント
SELinuxのタイプ変更について
Red Hat Enterprise Linux 6/Red Hat Enterprise Linux 7の環境では、SELinuxのタイプ変更に関するメッセージが出力されます。
SELinuxポリシー適用コマンドが実行済みである場合、Systemwalker for Oracleがアクセスするファイル/ディレクトリに対してSELinuxのタイプ変更が行われます。
SELinuxポリシー適用コマンドが実行されていない場合、SELinuxのタイプ変更は行われません。
[SELinuxポリシー適用コマンドが実行済みである場合]
Starts changing the SELinux Type. The SELinux Type has been changed successfully.
[SELinuxポリシー適用コマンドが実行されていない場合]
Starts changing the SELinux Type. The SELinux type of change was not needed.