ページの先頭行へ戻る
Systemwalker for Oracle マネージャクラスタユーザーズガイド
FUJITSU Software

A.1 mpormncinf(マネージャクラスタ環境設定コマンド)[UNIX]

機能説明

クラスタシステムで構成された運用管理サーバ上でSystemwalker for Oracleを運用する場合の環境を設定または削除します。

コマンド形式

コマンド形式を以下に示します。

# /opt/FJSVmpor/bin/mpormncinf -k { active | inactive } { -s directory | -d } <ENTER>

オプション

[第1パラメタ]

-k

運用系/待機系ノードの指定を第2パラメタと組み合わせて使用します。

[第2パラメタ]

active

運用系ノードの指定

inactive

待機系ノードの指定

[第3パラメタ]

-s directory

設定時の指定

directory

共有ディスク内のSystemwalker for Oracleの資源を格納するディレクトリ

-d

解除時の指定

実行に必要な権限/実行環境

注意

「共有ディスク内のSystemwalker for Oracleの資源を格納するディレクトリ」の指定について

「共有ディスク内のSystemwalker for Oracleの資源を格納するディレクトリ」の最後には、スラッシュ(/)を指定しないでください。

ポイント

SELinuxのタイプ変更について

Red Hat Enterprise Linux 6/Red Hat Enterprise Linux 7の環境では、SELinuxのタイプ変更に関するメッセージが出力されます。
SELinuxポリシー適用コマンドが実行済みである場合、Systemwalker for Oracleがアクセスするファイル/ディレクトリに対してSELinuxのタイプ変更が行われます。
SELinuxポリシー適用コマンドが実行されていない場合、SELinuxのタイプ変更は行われません。

[SELinuxポリシー適用コマンドが実行済みである場合]

Starts changing the SELinux Type.
The SELinux Type has been changed successfully.

[SELinuxポリシー適用コマンドが実行されていない場合]

Starts changing the SELinux Type.
The SELinux type of change was not needed.