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Systemwalker for Oracle マネージャクラスタユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.1.3 インストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースの登録 [運用系/待機系ノードでの操作]

Systemwalker for Oracleのインストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースをクラスタシステムに登録します。
インストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースを登録する場合は、クラスタシステムのcladdprocrscコマンドを使用し、以下に示す設定内容で行います。

登録するインストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャのリソース名

FJSVmporals

リソースクラス名

Application

登録するインストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャ名

FJSVmporals.proc

状態遷移指示タイミング(START RUN)

AFTER

状態遷移指示タイミング(START WAIT)

AFTER

状態遷移指示タイミング(STOP RUN)

BEFORE

状態遷移指示タイミング(STOP WAIT)

BEFORE


以下のコマンドを実行してください。
インストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースの登録は運用系および待機系の両ノードで行ってください。

# /etc/opt/FJSVcluster/bin/claddprocrsc -k FJSVmporals -c Application -m FJSVmporals.proc -K AFTER -L AFTER -S BEFORE -T BEFORE <ENTER>


◆インストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースの確認

Systemwalker for Oracle用に登録した状態遷移プロシジャリソースの情報を運用系および待機系の両ノードで確認します。
状態遷移プロシジャリソースの情報は、クラスタシステムのcldspprocコマンドで確認します。

# /etc/opt/FJSVcluster/bin/cldspproc <ENTER>

インストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースの確認例

以下に実行例を示します。

# /etc/opt/FJSVcluster/bin/cldspproc <ENTER>
mpor01 53 65535 FJSVmporals FJSVmporals.proc

上記の例からは、登録されたインストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースに関する以下の情報が確認できます。

  • リソースID : 53

  • リソースキー名 : FJSVmporals

  • 状態遷移プロシジャ名 : FJSVmporals.proc

注意

通知されるリソースIDについて

表示されるリソースIDは、各々のクラスタノードでリソース登録を行っているため、運用系および待機系の各ノードで異なるリソースIDが通知されます。