Systemwalker for Oracleのインストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースをクラスタシステムに登録します。
インストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースを登録する場合は、クラスタシステムのcladdprocrscコマンドを使用し、以下に示す設定内容で行います。
登録するインストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャのリソース名 | FJSVmporals |
リソースクラス名 | Application |
登録するインストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャ名 | FJSVmporals.proc |
状態遷移指示タイミング(START RUN) | AFTER |
状態遷移指示タイミング(START WAIT) | AFTER |
状態遷移指示タイミング(STOP RUN) | BEFORE |
状態遷移指示タイミング(STOP WAIT) | BEFORE |
以下のコマンドを実行してください。
インストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースの登録は運用系および待機系の両ノードで行ってください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/claddprocrsc -k FJSVmporals -c Application -m FJSVmporals.proc -K AFTER -L AFTER -S BEFORE -T BEFORE <ENTER> |
◆インストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースの確認
Systemwalker for Oracle用に登録した状態遷移プロシジャリソースの情報を運用系および待機系の両ノードで確認します。
状態遷移プロシジャリソースの情報は、クラスタシステムのcldspprocコマンドで確認します。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/cldspproc <ENTER> |
例
インストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースの確認例
以下に実行例を示します。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/cldspproc <ENTER> |
上記の例からは、登録されたインストールレス型エージェント監視状態遷移プロシジャリソースに関する以下の情報が確認できます。
リソースID : 53
リソースキー名 : FJSVmporals
状態遷移プロシジャ名 : FJSVmporals.proc
注意
通知されるリソースIDについて
表示されるリソースIDは、各々のクラスタノードでリソース登録を行っているため、運用系および待機系の各ノードで異なるリソースIDが通知されます。