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Systemwalker for Oracle マネージャクラスタユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.1 PRIMECLUSTERの環境設定【UNIX版】

クラスタシステムがPRIMECLUSTERである場合の設定方法について説明します。


参照

PRIMECLUSTERの[Web-Based Admin View]を使用したクラスタサービスの起動/停止、アプリケーションリソースの操作、状態遷移プロシジャの操作およびユーザアプリケーションの操作の詳細については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”、“PRIMECLUSTER RMS導入運用手引書”等を参照してください。

環境設定を実行する際は、スーパーユーザで実行する必要があります。

以下に設定手順を図に示します。


本項の設定手順では、以下のように構成されているクラスタシステムに対してSystemwalker for Oracleのクラスタ環境設定を実施する場合を例としています。

表1-1:ユーザアプリケーションに登録されているリソース情報(Systemwalker Centric Manager

ユーザアプリケーション名

CMGR

リソース

Fsystem リソース

(Local File Systems)

Lfs_CMGR (リソース名)

[ 構成するマウントポイント ]

■共有資源パーティションのマウントポイント

→ /SW_DB

■RDB管理情報専用パーティションのマウントポイント

→ /SWFWDB

プロシジャ リソース

ProcApp_CMGR (リソース名)

[ 構成するプロシジャ ]

■プロシジャ1→CMGRPROC

■プロシジャ2→CMGRPMON


クラスタシステムに登録するSystemwalker for Oracleのリソース情報には以下の情報を設定してください。

表1-2:ユーザアプリケーションに登録するリソース情報(Systemwalker for Oracle)

[Solarisの場合]

リソース

Fsystemリソース

(Local File System)

Fsystem_SWFO (リソース名)

[ 構成するマウントポイント ]

■ SWFO共有資源パーティションのマウントポイント

→/swfo-share

プロシジャリソース

FJSVmporals_rsc (リソース名)

[ 状態遷移プロシジャリソースキー名 ]

FJSVmporals

[ 状態遷移プロシジャ名 ]

FJSVmporals.proc

[ 状態遷移プロシジャファイルパス ]

/opt/FJSVmpor/sample/cluster/als/PrimeCLUSTERals.proc

[Linuxの場合]

リソース

Fsystemリソース

(Local File System)

[ 構成するマウントポイント ]

■ SWFO共有資源パーティションのマウントポイント

→/swfo-share

プロシジャリソース

[ 状態遷移プロシジャリソースキー名 ]

FJSVmporals

[ 状態遷移プロシジャ名 ]

FJSVmporals.proc

[ 状態遷移プロシジャファイルパス ]

/opt/FJSVmpor/sample/cluster/als/PrimeCLUSTERals.proc


注意

クラスタリソースが登録されているユーザアプリケーションをRMS Configuration Wizard の turnkey wizard “WIZSTANDBY”を使用して設定している場合、アプリケーションリソース名にはProApp_USER_APP1等の一意な名前がSystemwalker for Oracleのアプリケーションリソース追加操作時にクラスタシステムによって設定されます。