共有ディスクには、運用系と待機系ノードで共有するSystemwalker for Oracleのファイルを格納します。
共有ディスクには、Systemwalker for Oracleのファイルを格納するためのパーティション(以降、共有資源用パーティションとします)を作成し、アクセス可能な状態としてください。
共有ディスクに共有資源用パーティションを作成・使用する場合、事前に共有ディスクに対する論理ボリューム作成操作等が必要となります。 共有ディスクに関する設定方法については、各種クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
ポイント
共用可能なパーティションを使用する場合
すでにクラスタシステムに登録されており、共用可能な共有ディスク上のパーティション(例えば、Systemwalker Centric Managerが使用している共有ディスク上のパーティションなど)がある場合、そのパーティション配下にSystemwalker for Oracleのファイルを格納することも可能です。
共用可能なパーティションを使用する場合は、新規にSystemwalker for Oracleのファイルを格納するためのパーティションを作成する必要はありません。
注意
共有ディスクの論理ボリュームについて
Systemwalker for Oracleのファイルを格納するために使用する共有ディスクの論理ボリュームは、Systemwalker Centric Managerのフェールオーバー等のノード切り替え時に追従し、切り替え先ノードで使用可能となるように制御される必要があります。
Oracle Solaris Clusterを使用する場合の注意事項
Oracle Solaris Clusterを使用し、かつ、Systemwalker for Oracle専用の共有資源用パーティションを作成する場合、作成するパーティションはSystemwalker Centric Managerが使用しているデバイスグループ上に作成してください。
Microsoft(R) Fail Over Clusteringを使用する場合の注意事項
Microsoft(R) Fail Over Clusteringを使用し、かつ、Systemwalker for Oracle専用の共有資源用パーティションを作成する場合、事前に「フェールオーバークラスターマネージャ」または「フェールオーバークラスタ管理」を使用して、Systemwalker Centric Managerのリソースが設定されているクラスタグループに、共有ディスクリソースを設定してください。