主系サーバおよび従系サーバのOS種別がWindowsである場合の情報の同期方法について説明します。
主系サーバおよび従系サーバのOS種別がWindowsである場合の、エージェントが導入されているサーバのポリシー(Oracle環境情報およびOracle状態監視の条件)の同期方法について説明します。
以下の手順で、ポリシーの同期を行います。
ポリシーのバックアップ
主系サーバで、ポリシーをバックアップします。
以下の手順で行います。
初期メニューの表示
[スタート]/[アプリ]-[Systemwalker for Oracle]-[ポリシーのバックアップリストア(Systemwalker for Oracle)]の順に選択します。
「ポリシーのバックアップリストア」の初期メニューが表示されます。
バックアップを行う場合は、[バックアップ]ボタンをクリックします。
ポリシーの格納先フォルダを指定します
ポリシーの格納先フォルダを入力する画面が表示されます。
フォルダ名を入力して[OK]ボタンをクリックします。
以下は、格納先フォルダを「C:\polbk」として設定した場合の例です。
注意
格納先のフォルダ指定について
指定するフォルダは他で使用しないものを指定してください。
ポリシーのバックアップが終了すると以下のメッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると初期メニューが表示されます。
ポリシーのリストア
従系サーバに、主系サーバのポリシーを反映します。
ポリシー情報のリストアは、従系サーバ上で行います。
以下の手順で行います。
バックアップしたポリシー情報の複写
「ポリシー情報のバックアップ」で指定したバックアップ先フォルダを従系サーバに複写します。
初期メニューの表示
[スタート]/[アプリ]-[Systemwalker for Oracle]-[ポリシーのバックアップリストア(Systemwalker for Oracle)]の順に選択します。
「ポリシーのバックアップリストア」の初期メニューが表示されます。
リストアを行う場合は、[リストア]ボタンをクリックします。
ポリシーの格納元フォルダを指定します
「1.バックアップしたポリシー情報の複写」で主系サーバから複写したフォルダを指定し、[OK]ボタンをクリックしてください。
以下は、主系サーバから複写したフォルダが「C:\polbk」である場合の例です。
ポリシーのリストアが終了すると以下のメッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると初期メニューが表示されます。
主系サーバおよび従系サーバのOS種別がWindowsである場合の「インストールレス型エージェント監視情報」の同期方法について説明します。
以下の手順で、インストールレス型エージェント監視情報の同期を行います。
インストールレス型エージェント監視情報のバックアップ
主系サーバで、以下のコマンドを実行してバックアップを行います。
コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。
mporbkupenvals.exe フォルダ名 <ENTER> |
指定したフォルダ名の配下にバックアップファイルが作成されます。
フォルダ名は、「フルパス」で指定してください。
インストールレス型エージェント監視情報のリストア
従系サーバに、主系サーバのインストールレス型エージェント監視情報を反映します。
主系サーバでバックアップした際に作成されたフォルダを従系サーバにバイナリモードで転送してください。
バックアップフォルダを従系サーバに転送した後、従系サーバで以下のコマンドを実行し、主系サーバでバックアップしたインストールレス型エージェント監視情報をリストアします。
コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。
# mporrestorenvals.exe フォルダ名 <ENTER> |
主系サーバから従系サーバに転送したバックアップフォルダ名を指定します。
フォルダ名は、「フルパス」で指定してください。
インストールレス型エージェント監視サービスの再起動
従系サーバで、「Systemwalker for Oracle AlsMonitor」サービスの再起動を行います。
コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。
# restartmonsrvals.exe <ENTER> |