主系サーバおよび従系サーバのOS種別がUNIXである場合の情報の同期方法について説明します。
主系サーバおよび従系サーバのOS種別がUNIXである場合の、エージェントが導入されているサーバのポリシー(Oracle環境情報およびOracle状態監視の条件)の同期方法について説明します。
以下の手順で、ポリシーの同期を行います。
ポリシーのバックアップ
主系サーバで、ポリシーをバックアップします。
以下のコマンドを実行してください。
コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。
# /opt/FJSVmpor/bin/mporbkupenv ファイルパス <ENTER> |
指定したファイルパスにバックアップファイルが作成されます。
ファイルパスは、「フルパス」で指定してください。
ポリシーのリストア
従系サーバに、主系サーバのポリシーを反映します。
主系サーバでバックアップした際に作成されたファイルを従系サーバにバイナリモードで転送してください。
バックアップファイルを従系サーバに転送した後、従系サーバで以下のコマンドを実行し、主系サーバでバックアップしたポリシー(Oracle環境情報およびOracle状態監視の条件)をリストアします。
コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。
# /opt/FJSVmpor/bin/mporrestorenv ファイルパス <ENTER> |
主系サーバから従系サーバに転送したバックアップファイルのパスを指定します。
ファイルパスは、「フルパス」で指定してください。
主系サーバおよび従系サーバのOS種別がUNIXである場合の「インストールレス型エージェント監視情報」の同期方法について説明します。
以下の手順で、インストールレス型エージェント監視情報の同期を行います。
インストールレス型エージェント監視情報のバックアップ
主系サーバで、以下のコマンドを実行してバックアップを行います。
コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。
# /opt/FJSVmpor/bin/mporbkupenvals ファイル名 <ENTER> |
指定したファイル名でバックアップファイルが作成されます。
ファイル名は、「フルパス」で指定してください。
インストールレス型エージェント監視情報のリストア
従系サーバに、主系サーバのインストールレス型エージェント監視情報を反映します。
主系サーバでバックアップした際に作成されたファイルを従系サーバにバイナリモードで転送してください。
バックアップファイルを従系サーバに転送した後、従系サーバで以下のコマンドを実行し、主系サーバでバックアップしたインストールレス型エージェント監視情報をリストアします。
コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。
# /opt/FJSVmpor/bin/mporrestorenvals ファイル名 <ENTER> |
主系サーバから従系サーバに転送したバックアップファイル名を指定します。
ファイル名は、「フルパス」で指定してください。
インストールレス型エージェント監視デーモンの再起動
従系サーバで、インストールレス型エージェント監視デーモンを再起動します。
コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。
# /opt/FJSVmpor/bin/restartmonsrvals <ENTER> |