インストールレス型エージェント監視を使用する場合、本作業を実施してください。
以下の手順でマネージャ識別番号の設定を実行してください。
マネージャ識別番号ファイルの設定は、主系および従系サーバで行います。
マネージャ識別番号ファイルの作成
マネージャ二重化環境の各マネージャを識別するための情報を定義する外部ファイルを、「マネージャ識別番号ファイル」とよびます。
マネージャ識別番号ファイルは、運用管理サーバ上でサンプルファイルを複写して作成してください。
マネージャ識別番号ファイルは、以下のコマンドで複写して作成します。
コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。
# cp -p /opt/FJSVmpor/sample/man_node.sam /opt/FJSVmpor/als/usr/custom/man_node.env <ENTER> |
コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。
copy Systemwalkerインストールフォルダ\MpWalker.or\sample\man_node.sam (INFDIR)\als\usr\custom\man_node.env /y <ENTER> |
インストールレス型エージェント監視環境設定コマンドで指定した情報資源格納先ディレクトリ
インストールレス型エージェント監視環境設定コマンドの詳細は、“運用ガイド”-“mporalssetup(インストールレス型エージェント監視環境設定コマンド)”を参照してください。
注意
マネージャ識別番号ファイルを作成する際の注意事項
製品のインストールを行ってもマネージャ識別番号ファイルは作成されませんので,必ずサンプルファイルを複写してマネージャ識別番号ファイルを作成してください。
サンプルファイル(man_node.sam)は、削除しないでください。
マネージャ識別番号ファイルの修正
マネージャ識別番号ファイルには、Systemwalker for Oracleがマネージャ二重化環境で各マネージャを識別するための番号を設定します。
マネージャ識別番号は以下の形式で設定します。
MANNO=マネージャ識別番号 |
以下に設定項目の詳細を示します。
項目 | 説明 |
MANNO | マネージャ識別番号を設定します。1~9 の数値で設定してください。
|
注意
マネージャ識別番号ファイルを修正する際の注意事項
サンプルファイルには“MANNO=1”が設定されています。修正する際は“MANNO=”の後の番号を変更してください。
マネージャ識別番号ファイルの文字コードは運用管理サーバのコード系で指定します。