機能説明
バックアップしたポリシー(Oracle環境情報およびOracle状態監視の条件)をリストアします。
運用管理サーバ、または、エージェントが導入されているサーバ上で実施します。
運用管理サーバで実施した場合、エージェントが導入されている全サーバのポリシーがリストアされます。
コマンド形式
コマンド形式を以下に示します。
# /opt/FJSVmpor/bin/mporrestorenv ファイル名 <ENTER> |
オプション
[第1パラメタ]
バックアップ時に作成したバックアップファイルを指定します。
フルパスで指定してください。
実行に必要な権限/実行環境
運用管理サーバ、業務サーバおよび部門管理サーバ上で実行します。
スーパーユーザで実行する必要があります。
注意
運用管理サーバがクラスタ構成である場合、運用系のサーバで実行してください。
ポイント
SELinuxのタイプ変更について
Red Hat Enterprise Linux 6/Red Hat Enterprise Linux 7の環境では、SELinuxのタイプ変更に関するメッセージが出力されます。
SELinuxポリシー適用コマンドが実行済みである場合、Systemwalker for Oracleがアクセスするファイル/ディレクトリに対してSELinuxのタイプ変更が行われます。
SELinuxポリシー適用コマンドが実行されていない場合、SELinuxのタイプ変更は行われません。
[SELinuxポリシー適用コマンドが実行済みである場合]
Starts changing the SELinux Type. The SELinux Type has been changed successfully.
[SELinuxポリシー適用コマンドが実行されていない場合]
Starts changing the SELinux Type. The SELinux type of change was not needed.