ページの先頭行へ戻る
Systemwalker for Oracle 運用ガイド
FUJITSU Software

B.3.2 mporrestorenv(ポリシーのリストア)

機能説明

バックアップしたポリシー(Oracle環境情報およびOracle状態監視の条件)をリストアします。
運用管理サーバ、または、エージェントが導入されているサーバ上で実施します。
運用管理サーバで実施した場合、エージェントが導入されている全サーバのポリシーがリストアされます。

コマンド形式

コマンド形式を以下に示します。

# /opt/FJSVmpor/bin/mporrestorenv ファイル名 <ENTER>

オプション

[第1パラメタ]

ファイル名

バックアップ時に作成したバックアップファイルを指定します。
フルパスで指定してください。

実行に必要な権限/実行環境

注意

運用管理サーバがクラスタ構成である場合、運用系のサーバで実行してください。

ポイント

SELinuxのタイプ変更について

Red Hat Enterprise Linux 6/Red Hat Enterprise Linux 7の環境では、SELinuxのタイプ変更に関するメッセージが出力されます。
SELinuxポリシー適用コマンドが実行済みである場合、Systemwalker for Oracleがアクセスするファイル/ディレクトリに対してSELinuxのタイプ変更が行われます。
SELinuxポリシー適用コマンドが実行されていない場合、SELinuxのタイプ変更は行われません。

[SELinuxポリシー適用コマンドが実行済みである場合]

Starts changing the SELinux Type.
The SELinux Type has been changed successfully.

[SELinuxポリシー適用コマンドが実行されていない場合]

Starts changing the SELinux Type.
The SELinux type of change was not needed.