Systemwalker for Oracle 運用ガイド

B.1.24 mporaenvdspals（インストールレス型エージェント監視Oracle環境情報参照コマンド）

機能説明

運用管理サーバ上で作成済みのエージェントを導入していないサーバに対する「Oracle環境情報」の設定内容を表示します。

コマンド形式

コマンド形式を以下に示します。

【UNIX版】

# /opt/FJSVmpor/bin/mporaenvdspals { -h ホスト名 | -all } <ENTER>

【Windows版】

mporaenvdspals.exe { -h ホスト名 | -all } <ENTER>

オプション

-h ホスト名

ホスト名で指定されたサーバに対するOracle環境情報の設定内容を表示します。

-all

すべてのサーバに対するOracle環境情報の設定内容を表示します。

実行に必要な権限/実行環境

【UNIX版】

• 運用管理サーバ上で実行します。

• スーパーユーザで実行する必要があります。

• インストールレス型エージェント監視環境設定コマンド(mporalssetup)が実施済である必要があります。

【Windows版】

• 運用管理サーバ上で実行します。

• Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。

• インストールレス型エージェント監視環境設定コマンド(mporalssetup)が実施済である必要があります。

注意

• 設定内容はインストールレス型エージェント監視Oracle環境情報定義ファイルの形式で表示されます。

• 表示内容のコード系はASCIIです。

例

使用例

【UNIX版】

• ホスト名がhost1のOracle環境情報の設定内容を表示する

  # /opt/FJSVmpor/bin/mporaenvdspals -h host1 <ENTER>

【Windows版】

• ホスト名がhost1のOracle環境情報の設定内容を表示する

  mporaenvdspals.exe -h host1 <ENTER>