業務サーバおよび部門管理サーバ上に導入されているSystemwalker for Oracleが以下の場合のバージョンアップ手順について説明します。
すでに導入されているSystemwalker for Oracle | |
Standard Edition | V5.0L10 |
以下の手順で行います。
Systemwalker for Oracleのサービスを停止します
以下のサービスを停止してください。
Systemwalker for Oracle Communication
Systemwalker for Oracle Log Monitor
Systemwalker for Oracle Stat Monitor
Systemwalker for Oracle Trace Monitor
ポリシーのバックアップを行います
“C.3 V5.0の資源を使用する場合”を参照し、ポリシーのバックアップを行ってください。
環境設定の解除を行います
以下のコマンドを実行してSystemwalker Centric Managerに対して行った設定を解除します。
mpormstup.exe -d <ENTER> |
メニューの削除を行います
Systemwalker コンソール上のノードに登録したメニューを削除するために、運用管理クライアントで以下のコマンドを実行してください。
<運用管理サーバのSystemwalker for OracleのバージョンがV13.3.0以降、Systemwalker Centric ManagerのバージョンがV13.3.0以降の場合>
コマンドは、AdministratorsグループまたはDmAdminグループに属するユーザで実行する必要があります。
MpOrSetmenu.exe -d -n webhost 業務サーバ名/部門管理サーバ名 <ENTER> |
WEBサーバ名(接続先運用管理サーバ名)を指定します。
<上記以外の場合>
コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。
MpOrSetmenu.exe -d 業務サーバ名/部門管理サーバ名 <ENTER> |
注意
メニューの削除を行う際の注意事項
認証プロンプトが表示される場合、運用管理サーバのAdministrators権限またはDmAdmin権限を持ったユーザ名およびパスワードを入力してください。
アンインストールを行います
コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」/「プログラムの追加と削除」/「プログラムと機能」から「Systemwalker for Oracle」を選択し、Systemwalker for Oracleをアンインストールします。
インストールを行います
“第4章 インストール”を参照し、Systemwalker for Oracle V15.1.0のインストールを行ってください。
業務サーバ/部門管理サーバの環境設定を行います
“5.5 業務サーバおよび部門管理サーバでの環境設定【Windows版】”を参照し、環境設定を行ってください。
メニューの登録を行います
“5.7 Systemwalkerコンソールにメニューを登録する”を参照し、Systemwalkerコンソール上のノードへメニューを登録します。
ポリシーをリストアします
アンインストールを行う前にバックアップしたポリシーをリストアします。
“Systemwalker for Oracle 運用ガイド”-“ポリシーのリストア”を参照し、ポリシーのリストアを行ってください。
ポリシーの移行作業を行います
管理している運用管理サーバのSystemwalker for Oracleのバージョンが10.0(Solaris版)以降またはV10.0L10(Windows版)以降の場合のみ、以下の作業を行ってください。
ポリシーの移行コマンドを実行します
ポリシーをSystemwalker for Oracle V15.1.0で使用するためには、以下に示す移行コマンドを運用管理サーバ上で実行する必要があります。
mporpolconv.exe サーバ名 <ENTER> |
サーバ名:バージョンアップを行った業務サーバ/部門管理サーバ
Systemwalker for Oracleのサービスを確認します
業務サーバ上で以下のサービスが起動されているか確認してください。停止している場合は起動してください。サービスの確認および停止は、Windowsの[サービス]画面で行います。
Systemwalker for Oracle Communicator
Oracle環境情報の更新を行います
[Oracle環境情報設定]画面で内容を確認し、[更新]を行ってください。
Oracle環境情報の設定については“6.2 Oracle環境情報の設定”を参照してください。
Oracle状態監視の条件の更新を行います
[Oracle状態監視設定]画面から[スケジュール設定]画面を表示し、内容を確認した後、[格納]ボタンを選択してください。
Oracle状態監視の条件設定については“6.3 Oracle状態監視の条件設定”を参照してください。
ポリシーの配付を実行します
Systemwalkerコンソールからポリシー配付を実行してください。
Systemwalker for Oracleのサービスを確認します
業務サーバ上で以下のサービスが起動されているか確認してください。停止している場合は起動してください。サービスの確認および停止は、Windowsの[サービス]画面で行います。
Systemwalker for Oracle Monitor