以下の機能は、富士通ストレージシステム ETERNUS の OPC 機能の利用を前提としています。
OPC 方式による瞬間スナップショット
GDS 運用管理ビューの [操作]:[プロキシ操作]:[更新]
GDS 運用管理ビューの [操作]:[プロキシ操作]:[分離] を実行し、[プロキシ分離] 画面において「瞬間スナップショット - する」を選択する場合
sdxproxy Update コマンド
sdxproxy Part -e instant コマンド
OPC によるマスタの復元
GDS 運用管理ビューの [操作]:[プロキシ操作]:[復元] を実行し、[マスタの復元] 画面において「再結合 - しない」を選択する場合
sdxproxy Restore コマンド
これらの機能が利用できるのは、OPC 機能を備えている下記のディスクアレイ装置を使用する場合のみです。その他のディスク装置では利用できません。
ETERNUS DX60 / DX80 / DX90 (注1)
ETERNUS DX80 S2 / DX90 S2 (注1)
ETERNUS DX410 / DX440 (注1)
ETERNUS DX410 S2 / DX440 S2 (注1)
ETERNUS DX8100 / DX8400 / DX8700 (注1)
ETERNUS8000
ETERNUS6000
ETERNUS4000 (モデル100以上) (注2)
ETERNUS3000 (モデル100以上)
ETERNUS2000 (モデル100以上) (注3)
ETERNUS GR720
ETERNUS GR730
ETERNUS GR740
注1) GDS のパッチ 914423-10 以降、および GDS Snapshot のパッチ 914457-03 以降が必要です。 注2) GDS のパッチ 914423-01 以降が必要です。 注3) GDS のパッチ 914423-05 以降が必要です。
また、これらの機能は、「A.2.18 プロキシ構成におけるアドバンスト・コピー機能の利用」の「アドバンスト・コピー機能が使用されない条件」に該当する場合、利用できません。
注意
OPC 実行中のサーバ再起動
マスタ/プロキシ間のコピーを OPC で実行しているときに、サーバを再起動しても、OPC のコピー処理は継続されます。ただし、サーバが再起動されたときに OPC のセッションが存在しなかった場合、GDS はコピーが失敗したとみなし、コピー先のボリュームを INVALID 状態にします。この場合の復旧方法は、「F.1.3 ボリューム状態に関する異常」の「(4) マスタボリュームが INVALID 状態である。」または「(5) プロキシボリュームが INVALID 状態である。」を参照してください。